中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

インドネシアでTikTok Shoppingが禁止。浮かび上がった国内産業vs中国のせめぎ合い

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 200が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、東南アジアのECについてご紹介します。 インド…

中華バーガーが人気に。マクドナルドの本場バーガーと競い合うタスティンと空気バーガー

中国のファストフードで、中華バーガーが人気になっている。中国の伝統的なおやつにヒントを得て、中華食材を使った中華味のハンバーガーだ。店舗数も伸びており、マクドナルドやKFCを脅かす存在に育ってきていると新消費智庫が報じた。 中国のバーガーのリ…

ひとつの都市に集中出店することで、全国的な認知度をあげる中国茶カフェ「茶顔悦色」

中国茶カフェ「茶顔悦色」は湖南省長沙市の顔となるほど、全国でも知られるようになっている。長沙市に集中出店することで希少価値があがり、他都市に出店をすると長い行列ができる。その茶顔悦色がいつ全国展開をするのかが注目されていると熱門科技彙が報…

運転免許証もアプリに。電子運転免許証の施行から2年。2割の運転手が利用

中国の運転免許証のアプリ化が進んでいる。提示を求められた時に、紙の免許証ではなく、スマホアプリで提示ができるというものだ。しかし、施行して2年、誤った使い方をする人も増え、改善が進められていると電動車小行家が報じた。 約2割の人が使っているア…

手のひらをかざすだけで改札を通過。北京地下鉄大興機場線が掌紋決済対応の改札を導入

北京地下鉄の大興機場線が掌紋決済対応の改札を導入した。空港連絡線であるため、大きな荷物を持っている人が多い。そこでカードやスマホを取り出すのには不便があった。これからは手のひらをかざすだけで改札を通れるようになると北京日報が報じた。 QRコー…

朝定食がわずか60円。中華ファストフード「南城香」は、60円定食でどうやって利益をあげているのか。

地域密着系中華ファストフード「南城香」が3元の朝定食を始めて、大きな話題となっている。誰もが不思議に思うのが、3元でどうやって利益を出しているのかということだ。南城香では、朝食により流量を獲得し、他の部分で利益を出すことを考えていると職業餐…

映画、ドラマはスマホで撮影されネットで公開される。中国の優れた映像コンテンツ

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 199が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、中国のネットで発表された映画、ドラマについ…

アリババの新小売スーパー「フーマ」が上場準備へ。苦戦するクイックコマースの課題を克服

アリババの新小売スーパー「フーマフレッシュ」が上場準備に入っていることが確実視されている。同業のクイックコマースは業績が悪化をしているが、フーマはクイックコマースとは異なる手法をとることにより、課題を克服し、黒字化をしたと価値星球が報じた…

広がるバーチャルアバターによるライブコマース。コストは人間並でも24時間配信が可能になる

バーチャルアバターによるライブコマースが広がっている。人間のMCの外観、音声、しぐさなどを学習し、人間そっくりのバーチャルアバターが人気だ。昼間は人間が、深夜はバーチャルアバターが担当することで、ライブコマースの24時間運営が可能になっている…

アリクラウドが自動運転向け利用に注力。1位の座が揺らぎかけているアリクラウドの救世主となるか

アリクラウドが従来の「セールス」「製造」に続く第3の柱として「自動運転」に注力をしている。アリクラウドは通信キャリア系に猛追されており、シェア1位の座が揺らいでいる。しかし、自動運転がアリクラウドの救世主になるかどうかは不鮮明だと極点商業が…

シェアリング従業員制度が広がる。地方政府が主導して、雇用条件などを監督

コロナ禍で緊急避難的に生まれたシェアリング従業員制度が広がり始めている。地方政府が主催をし、プラットフォームを構築、従業員の雇用条件などが不利にならない仕組みの構築が始まっていると観察者網が報じた。 コロナ禍から生まれたシェアリング従業員制…

派手な看板は景観を乱す?中国のカオスな看板文化をめぐる政府と市民の対立

遼寧省瀋陽市で、街の景観を改善するため、すべての商店に黒地に白字の看板を使うことが義務付けられた。しかし、市民からは「葬式のようだ」として改善の声があがり、さらに中国の看板文化をめぐる議論になっていると環球時報が報じた。 カオスな色彩は中華…

中国ECの過剰な消費者保護施策。消費者を守ることがECを成長させた

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 198が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、中国ECの消費者保護施策についてご紹介します…

AIが人間の仕事を奪う。現実のものとなった広告業界。AI活用の広告大手が採用を一時停止

「生成AIが人間の仕事を奪う」が現実のものとなってきている。広告大手「藍色光標」は生成AIを活用し、新規採用を一時停止している。実際の広告にも生成AIはあたりまえのように使われるようになっていると鳥哥筆記が報じた。 広告大手がAI活用で人間の採用を…

ジャック・マーはなぜ世界中を飛び回ることができるのか。ジャック・マーのパスポートの秘密

アリババを引退したジャック・マーの動向はいまだに注目の的になっている。しかし、世界中を飛び回るジャック・マーの姿に素朴な疑問を感じる人もいる。なぜ、中国のパスポートで世界中を飛び回れるかということだ。ジャック・マーは中国のパスポートを使わ…

すでにレッドーオーシャン化が始まっているAI訓練士。生き残る鍵は、標準化と専門化

地方都市にAI訓練センターが続々と生まれ、すでに過当競争が始まっている。北西部の小さな都市で800人規模のAI訓練センターを運営する揚科琪は、生き残る鍵は標準化と専門家だと語ったと新週刊が報じた。 地方都市に生まれているAI訓練センター 2017年、中国…

原神で遊ぶと死刑になる?中国で流れた北朝鮮に関するフェイクニュース。意外に進んでいる北朝鮮のゲーム事情

中国で北朝鮮に関するフェイクニュースが広まった。それは、北朝鮮でスマホゲーム「原神」を遊ぶと死刑になる可能性があるというものだ。一方で、脱北者などの証言から、北朝鮮では意外にゲームが広く遊ばれていることがわかったとTapTap発現好遊戯が報じた…

マインドシェアの高い生活ブランドはどこか?中国に定着できている海外ブランドは?

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 197が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、生活ブランドのマインドシェアについてご紹介…

テレビは死んでしまうのか。起動時広告とマトリョーシカ会員制度により、避けられ始めたスマートテレビ

有名な俳優がテレビに対する不満をSNSで表明し、多くの人が賛同をしている。スマートテレビは過剰な広告と会員制度により避けられ始めている。多くの視聴者が3つの不満を感じていると新湖南が報じた。 マトリョーシカ会員制度がテレビをダメにしている テレ…

インド当局がシャオミの資産970億円を差し押さえ。暗雲垂れ込めるインド現地生産

インド当局がシャオミの資産約970億円を差し押さえた。利益移転による脱税の疑いがあるという理由だが、シャオミ側は法律を遵守して事業を行なっていると主張をしている。インド政府の締め付けは、他の中国企業や他の海外企業にも広がっており、インド生産の…

最盛期には1日60万人の香港市民が中国側に入境。香港の人は深圳に何をしに行っているのか

香港と大陸の通行制限が解除されて以来、香港市民が深圳に入境する例が増えている。いったい香港市民は深圳に何をしに行くのか。物価高に悩む香港市民は、深圳で消費をするようになっていると端庄優雅大件事が報じた。 香港市民が中国に日帰り入境する 2023…

給料はデジタル人民元で転送。公務員のデジタル給与支払いが始まる

デジタル人民元の試用地域は現在17省市26地区となり現在でも増え続けている。さらに、公務員の給与のデジタル人民元による支払いも始まったと端庄優雅大件事が報じた。 公務員の給与を全額デジタル支払い デジタル人民元の試用地域は現在17省市26地区。昨年5…

コロナ禍でも倍増しているユニコーン企業。最も多い都市はやはりサンフランシスコ

富豪ランキングなどを発表している調査会社「胡潤百富」が、「2023年グローバルユニコーン企業ランキング」を発表した。新型コロナが流行する前の2019年と比べて、世界のユニコーン企業は494から1361と倍増以上になり、所属国は24から48へと倍増した。ユニコ…

中国は海洋放出の何に怒っているのか。日本製品に対する影響は?

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 196が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、処理水の海洋放出による日本製品への影響につ…

中国のコンビニ業界のトップ交代。地方特化のゆる〜いフランチャイズ「美宜佳」がトップへ

中国チェーンストア経営協会(CCFA)の「2022中国コンビニTOP100」によると、昨年と比べて、美宜佳とローソンの店舗数が増え、易捷とファミリーマートの店舗数が減少をした。これにより、中国の店舗数No.1のコンビニは易捷から美宜佳へと入れ替わったと界面…

アリババ新体制、6グループCEOの顔ぶれ。新リーダーはアリババをつくった人から育てた人へ

アリババが「1+6+N」の新体制に移行をした。6グループのCEOの多くは、いずれもアリババ創業時のメンバー「アリババ十八羅漢」ではなく、創業時を知らない人たちになった。アリババのリーダーは「つくった人」から「育てた人」に変わることになったとAI藍媒彙…

滴滴が自動運転ロボタクシーを開発中。未来のタクシーにはアームがついて、荷物を載せてくれる

ライドシェアの滴滴(ディディ)が、自動運転車「DiDi NEURON」(ディディ・ニューロン)を量産する計画を明らかにしている。2025年から量産に入る予定で、ネットでライドシェアを頼むと自動運転車がやってくる世界が実現すると澎湃新聞が報じた。 タクシー…

人間かロボットかを見分けるCAPTCHの新方式を開発。国内シェア90%、海外ではグーグルがライバル

武漢大学の卒業生たちが母体になった極意科技は、新しい方式のCAPTCHAを開発している。人間とロボットを高精度で見分けることができ、国内では90%のシェアを獲得し、海外ではグーグルがライバルになっていると長江雲新聞が報じた。 人間であることを確かめ…

ラッキンコーヒーの隣りにはクーディーコーヒー。2つのカフェチェーンの因縁を利用した賢すぎるバイラルマーケティング

ラッキンから追放された創業者コンビがクーディーコーヒーを創業した。そのクーディーはラッキンの隣りに出店することが多く、ラッキンへのリベンジだと話題になっている。しかし、賢いバイラルマーケティングだと評価されていると極海品牌監測が報じた。 ス…

ファーウェイがカムバック。影響を最も受ける米国企業、中国企業はどこなのか

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 195が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、ファーウェイのカムバックとその影響について…