中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

驚異の1日25回転のタイレストラン「リトル・タイ」。体験記憶と視覚記憶でSNSを活用

タイ料理のファストフード店「リトル・タイ」が人気となっている。驚異の1日25回転を達成し、行列が絶えない。体験記憶と視覚記憶を用意することで、SNSで拡散しやすくするマーケティングが功を奏したと餐企老板内参が報じた。 中国で増え始めているタイ料理…

コロナ禍で香港から深圳への商品の流れが逆転をした。消える水貨客という商売

コロナ禍以前、香港で爆買いをし、深圳に持ち込み転売する水貨客と呼ばれる人たちがいた。しかし、コロナ禍の間に、中国のECが進化をし、ほとんど商売が成り立たなくなってしまった。しかし、彼らは今度は中国の商品を香港に持ち込み、香港で転売する逆水貨…

お寺カフェがブームに。批判はあるものの、仏の道にかなっている。若い世代がお寺に行き始めた

お寺カフェがにわかにブームになっている。寺院の境内にカフェが設置されている。遊びすぎ、商業主義的だという批判もあるが、若者たちはカフェをきっかけに寺院に足を運び始めていると金錯刀が報じた。 にわかに人気となったお寺カフェ スターバックスと瑞…

経営の厳しいショッピングモールに秘策。ライブハウスと夜間経済で若者を集客

経営が厳しいと言われるショッピングモールに一筋の光明が見えてきた。ライブハウスを併設することにより、これまでモールにこなかった若い層の集客に成功をした。また、夜間イベントを行うことで新たな集客に成功するモールもある。夜間経済がショッピング…

KFCはなぜマクドナルドより多いのか。ますます熱くなる中国バーガー戦争

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 191が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、中国のファストフードチェーンついてご紹介し…

小米がスマホの嘘発見器を特許申請。スマホで撮影すると対象者の嘘が暴かれる

スマホメーカーの小米(シャオミ)が嘘発見器の特許を申請した。「嘘を測定する方法、装置、モバイルデバイス、ストレージ」(申請番号CN115766927A)というもので、スマートフォンのカメラを利用して、対象の人が嘘をついているかどうかを判定するものだと…

「原神」で成功したmiHoYoは、なぜ先端科学企業に集中投資をするのか

成功したゲーム企業は新興のゲーム企業に投資をしてゲーム業界を盛り立てるというのが常識だ。しかし、miHoYoはゲーム企業ではなく、先端科学の企業に集中的に投資をしている。それは、miHoYoが思い描く世界を実現しようとしているからだと手游那点事が報じ…

難題だった中華料理の標準化。現場調理+計量精算でチェーン展開を可能にした「小女当家」

中華料理は品目数も多く、調理の標準化が難しく、大規模チェーンに成長することが難しい。この難題を、小女当家は現場調理+計量精算という手法で乗り越えた。現在29店舗展開で、展開速度が加速していると紅餐網が報じた。 全国区をねらい始めた中華ファスト…

フランチャイズ加盟がブームに。加盟費用0元、ロイヤリティ固定制のStoBtoC型フランチャイズが主流に

コロナ禍からの経済回復は飲食から始まっている。すでにフランチャイズに加盟をする起業がブームと呼べるほど注目されている。その中で、フランチャイズ側も加盟費用0元、ロイヤリティ固定制のStoBtoC型にシフトをしていると中国企業家雑誌が報じた。 フラン…

もはや現金で支払いができない!本格的な無限金都市化が進んでいる

現金で映画のチケットを購入しようとした高齢者が、結局現金では買えなかったというニュースが話題になった。北京日報の記者は、街に出て実際にどのくらい現金が使えるのかを検証した。すると、思った以上に現金が使えなくなっていることがわかった。 現金で…

中国からのインバウンド再開。中国人の旅行観は今どうなっているのか?

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 190が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、中国のインバウンド旅行再開についてご紹介し…

農村から都市を包囲する戦略。中国独特の地方戦略で成功する企業たち

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 189が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、「農村から都市を包囲する」戦略についてご紹…

QRコード決済に思わぬ落とし穴。受取りコードと支払いコードの取り違えという脆弱性

QRコード決済を利用した新手の詐欺が発生し、商店主に向けて麗水公安が注意喚起を行った。近年、ビデオ通話越しにQRコードをスキャンするという方法が広がり、これを利用したものだ。 ビデオ通話でも決済ができるQRコード決済 QRコード決済は、非常に利便性…

カフェチェーンが大学キャンパス内に出店。そのメリット3つと、デメリットを解消する3つの工夫

ラッキーカップ、ラッキンコーヒー、スターバックスなどのカフェチェーンが大学キャンパス内への出店を進めている。大学は関係者以外は入れず、長期休暇があり、ビジネスには適していないように見える。それでもカフェチェーンは大学という場所に魅力を感じ…

飲食の回復の鍵はミニ店舗多展開。全国区に進出をする老舗「甘食記」

新型コロナの感染拡大への不安が消え、飲食店の拡大が始まっている。そこで鍵になっているのがミニ店舗多展開だ。1912年に成都市で創業した「甘食記」は、この手法で一気に42都市100店舗に拡大をし、今年2023年はさらに200店舗を出店する計画だと紅餐網が報…

蘇州、上海で話題になる日本式コーヒー。日本式とは深煎り、ハンドドリップ、木造内装

カフェ競争が激化をしている上海では、さまざまな特徴を持ったカフェチェーンが登場してきているが、その中で「日本式深煎りコーヒー」をウリにするチェーンが上海市、蘇州市に8店舗を展開し、人気になっていると咖門が報じた。 蘇州で人気となる日本式カフ…

子ども用スマートウォッチ「小天才」の強み。OPPO、vivoなどの歩歩高系とは何か

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 188が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、子ども用のスマートウオッチ「小天才」につい…

激安ドリンクスタンド「蜜雪氷城」が国内2.4万店で、海外にも展開開始。その爆速成長ぶりの秘密

中国国内で2.4万店の展開をした蜜雪氷城が海外展開を加速させている。日本の表参道と池袋の店舗もオープンをした。なぜ、蜜雪氷城は国内でも国外でも爆速拡大が可能なのか。そのフランチャイズの仕組みに鍵があると華新要聞が報じた。 海外展開を始めた蜜雪…

SNS「WeChat」がフードデリバリーのテスト運営中。新しい流入口を探るデリバリー企業

SNS「WeChat」が広州市と深圳市の一部にユーザーに向けて、フードデリバリー機能のテストを行なっている。多くの人が「なぜSNSからデリバリー?」と疑問に感じているが、デリバリー業界にとって新しい流入口の開拓が成長の鍵になっていると商業数据派が報じ…

地方都市でのコーヒー価格相場はいくらになるのか。10元の壁を巡って競争が始まる

スターバックスが地方都市にまで出店することを宣言したことにより、地方都市でカフェの競争が激化をしている。特に激しいのが価格競争で、多くのカフェが10元以下の価格を打ち出していると捜狐が報じた。 カフェの地方浸透で注目されるコーヒー価格の相場 …

知られざる王小雲。米国の暗号学的ハッシュ関数MD5、SHA-1を過去に葬り去った女性研究者

第4回未来科学大賞で多額の賞金が、数学者、王小雲に授与され、彼女の名前がにわかにメディアに注目をされた。王小雲は2004年に米国のハッシュ関数「MD5」の脆弱性を発見した研究者だったと資訊咖が報じた。 ネット社会に必須のハッシュ関数 デジタル時代、…