中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

深夜営業を取りやめる韓国コンビニ業界が、無人コンビニ技術に注目

韓国のコンビニが、政府の労働政策により深夜営業を取りやめている。その中で、中国の雲拿科技が開発した無人コンビニ技術CloudPick++に注目が集まっていると商訊前沿が報じた。 深夜営業を取りやめる韓国のコンビニチェーン 韓国聯合ニュースの報道によると…

重慶市がサイバーパンクの街として人気の旅行先に

中国で「ブレードランナー2049」などのサイバーパンク系映画が人気になっている。その影響で、重慶市への観光旅行客が増えているという。重慶市がまるでサイバーパンク映画に出てくるような街だからという理由だと曹操自游行が報じた。 SFの映画のモデルは重…

シャオミーのらくらくホンは音声認識のキーボードいらず

小米(シャオミー)傘下の多親(ドゥオチン)のらくらくホン「多親AI電話」がさまざまなメディア、ブロガーから高い評価を受けている。299元(約5000円)という価格もあるが、キーボード入力が苦手な高齢者向けに音声入力の機能を充実させたことが高評価の要…

小型端末発売で、弾みがつく顔認証決済の普及

2018年、アリババ関連で最もよく使われた言葉は「新小売」と「顔認証決済」だった。半径3km以内に30分宅配する新小売スーパー「盒馬鮮生」(フーマフレッシュ)の急成長と、顔認証決済が普及をした1年になった。2019年は、フーマフレッシュがさらなる拡大期…

アマゾンはなぜ中国で失敗をしたのか。5つの要因

アマゾンが中国市場から撤退することを公表した。調査会社Televisoryはアマゾン中国の失敗の理由を分析している。このレポートは、中国撤退が公表される前に公開されていることに注意していただきたい。 中国での存在感が薄いアマゾン アマゾンはもはや誰も…

中関村の栄枯盛衰を見守ってきた聖地「理想国際ビル」

北京のシリコンバレー「中関村」にある理想国際ビルは、百度、新浪、ofoなどが入居し、24時間灯りが消えることがないことから「中関村の宝石」とも呼ばれてきた。理想国際ビルに入居することが成功企業の証となり、中関村の栄枯盛衰を15年にわたって見守って…

フーマフレッシュがマンション価格を押し上げる?新たな住宅選び基準「フーマ区」

住宅の選び方が変わった。以前は名門小学校と地下鉄の駅が近くにあることが条件だったが、今ではアリババの新小売スーパー「フーマフレッシュ」がそばにあることが条件に加わった。フーマ区のマンション価格も上昇していると銭江晩報が報じた。 住宅を選ぶ基…

高齢者を特殊詐欺から守るアリペイの2つの機能

中国でも中高年を狙った詐欺が横行している。アリペイではこのような詐欺被害を守るため、最高24時間まで送金を遅らせることができる機能、不審な送金をすると息子、娘などのスマートフォンに通知が飛ぶ機能などを用意していると北京日報が報じた。 発生件数…

時速350kmの中国版新幹線も年内に無人運転。2022年までに無人路線も拡大

中国の地下鉄などではすでに無人運転化が当たり前になりつつあるが、今度は時速350kmで走行する中国版新幹線「高鉄」の無人化試験も始まっている。2019年内には北京、張家口市間での営業運行をする計画だと新浪看点が報じた。 無人の方が正確。定時運行率を…

キャッシュレス社会の闇が大学生を蝕む。半数が利用する違法「校園貸」

キャッシュレス社会は、決済だけでなく借金の利便性も高めてしまった。スマホで簡単に金が借りられるため、大学生たちが借金苦で苦しむようになり、中には自殺を選ぶ学生もいて、大きな社会問題になっていると 壱点新娯楽が報じた。 決済だけでなく、借金の…

時速200kmの高速リニア鉄道も無人運転。2020年に開通

中国中車株洲電力機車は、無人運転の高速リニア鉄道を2020年3月までに開通させることを公表した。すでに試験車両が完成し、試験走行をする段階に達していると観察者網が報じた。 時速200kmの無人運転リニアの試験が始まる 3月に開催された全国人民代表大会で…

200都市以上の公共交通が利用可能。WeChatの乗車カードはNFC採用

WeChatのミニプログラム「テンセント乗車カード」が出張族から歓迎されている。NFCを利用するため、交通カード感覚でタッチをするだけで全国200都市以上の地下鉄やバスに乗車できる。スマホ乗車の決定版になりそうだと捜狐が報じた。 都市ごとに異なる交通カ…

広州に登場した充電もできるスマート街灯。狙いは5Gの普及

広州市の天河南二路に35基のスマート街灯が設置され、話題になっている。夜間照明だけでなく、スマホの充電、電気自動車の充電、WiFi、5G基地局などさまざまな機能を持っていると金羊網が報じた。 スマホの充電ができる街灯 広州市に登場したスマート街灯に…

大型会場、駅、空港の警備は二輪車で。各地警察が正式採用

中国製のセグウェイタイプの二輪車「Pevia」が、杭州G20サミットの警備に採用されたことで、成都などの警察で採用され始めている。歩道を時速20kmで走行できることから、大型イベント会場、駅、空港などの警備、警邏に使われることになると特種装備網が報じ…

手がふさがっている状況でスマートスピーカーは生きてくる。女性の化粧に着目した「天猫精霊Queen」

米国では普及をしているスマートスピーカーだが、日本や中国では普及率はまだまだ低い。アリババは、コスメミラーと合体したスマートスピーカーを発売する。化粧中に手が離せない女性にとって、スマートスピーカーは利便性が高いため、普及の弾みがつくので…

高速道路を走ってはいけない電気自動車

中国で進んでいる「EVシフト」。実際に街を走る電気自動車も増えてきている。しかし、高速道路では空気抵抗が増して、航続距離が半分程度になってしまうため、EVで高速道路を走ってはいけないと備胎説車が解説した。 ネットでは評判が芳しくない電気自動車 …

空港でのタクシー待ち時間を機械学習で40分から10分に短縮

上海浦東空港で、タクシー配車システムを刷新し、平均待ち時間が40分だったものが10分に短縮することに成功したと上海交通が報じた。 空港や駅から脱出できなくる! 中国内を国内線や中国版新幹線「高鉄」で移動すると、空港や駅で詰んでしまい、外に脱出で…

顔認証ロッカーが女性差別?背が低くてカメラに映らない女性がご立腹

顔認証ロッカーが普及し始めている。顔を登録すれば利用でき、顔を見せるだけで自分のロッカーの鍵が開けられる。しかし、顔認証カメラの位置が高すぎて、背の低い女性が利用できないというツイートが拡散して話題になっていると娯楽古意が報じた。 利便性の…

アリババがデマ判定器を開発。正解率は81%

中国では、SNSを通じて、さまざまなデマが拡散している。よく考えればありえない話であっても、信じ込んでしまい、愚かな行動をとってしまう人もいる。アリババのDAMOアカデミーの研究員が、このようなデマを判別する人工知能を開発したと銭江晩報が報じた。…

「人民元が発行停止になる」デマが広がる

中国で人民元の紙幣、硬貨が製造停止になるというデマが広がった。中央電視台がデンマークの事情を報道したニュース映像が、中国のものと誤解されてウェイボーで拡散したためだと名城蘇州網が報じた。 SNSを駆け巡った現金廃止のデマ 「みんなが愛してきた人…