中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

中国政府が顔認証の安全認証制度を開始。第1号は百度の「百度AIクラウド明鏡実名認証」

マスク着用義務が緩和されるにつれ、再び顔認証技術に注目が集まっている。しかし、技術レベルはさまざまであるため、公安部は安全性に関する認証制度をスタートさせた。その認証を受けた第1号は百度の顔認証技術だったと百度大脳AI開放平台が報じた。 立体…

大ヒットEV「宏光MINI EV」が50万円で販売できる秘密。コストダウンだけではないその理由

2.88万元から購入できる「宏光MINI EV」のヒットが止まらない。12ヶ月連続で新エネルギー車販売ランキングの1位の座を守り続けている。その最大の理由は2.88万元という安さだが、それを実現するためにはコストダウンだけではなく、五菱のさまざまな工夫があ…

中国スーパーの教科書「ウォルマート」が苦戦。コロナ禍の行動変容により、ホールセールクラブに復活をかける

世界的流通小売「ウォルマート」の中国での苦戦が鮮明になっている。新小売、社区団購などの新業態の登場により、顧客を奪われているからだ。その中で、ホールセールクラブ「サムズクラブ」の好調ぶりが救いで、ウォルマートはサムズクラブの拡大に復活を賭…

大ヒットする「宏光MINI EV」の衝撃。なぜ、50万円で車が販売できるのか。その安さの秘密

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 095が発行になります。 今回は、中国でヒットになっている電気自動車(EV)の五菱「宏光MINI EV」(ホングワン)についてご紹介します。 宏…

スマホ決済「アリペイ」がハッキングされ、2万元が盗まれる。犯人は、17歳の高校生

セキュリティレベルの高さを誇るスマホ決済「アリペイ」が、17歳の高校生により攻撃を受け、2万元の資金を移転させるという事件が起きた。犯人はすぐに逮捕をされ、11ヶ月の懲役刑が言い渡されたと支付百科が報じた。 アリペイシステムに侵入したのは17歳の…

五菱にとっても意外だった大ヒット。元々は商用バンの弟分として企画された宏光MINI EV

大ヒットEVの宏光MINI EVの勢いが止まらない。都市部の若い女性には遊ぶ車として、地方の男性には通勤車としてという二極で売れている。しかし、五菱にとってもこのヒットは意外だった。本来は、通勤車として企画されたものが思わぬヒットになった。しかし、…

新学期に用意された各キャリアの学割プラン。1年で5000円+で利用可能

中国の大学生は慎ましやかに暮らしている。1月の生活費は約2.6万円で、この中からスマホ代金を支払わなければならない。そのため、各キャリアとも学割プランを用意している。1年で300元というのが相場で、さまざまなボーナスをつけるのが主流になっていると…

音楽ストリーミングサービスで焦点になる「AIリコメンド」。開発を始めるテンセントと網易

アリババの「蝦米音楽」などがサービスを停止したことで、中国の音楽ストリーミング市場はテンセントと網易の2社が競争をする状況になっている。そこで焦点になっているのがAIリコメンドだ。AIが次に曲を選ぶことで、快適さを提供する競争が始まっていると鈦…

シャオミが自動車製造に参入。自動車業界とは無縁の素人集団による挑戦が話題に

小米が自動車製造に乗り出す。その子会社「小米汽車」の幹部が公表されたが、自動車業界を背景にした人が一人もいないことが話題になっている。ネットでは、「自動車づくりをなめている」という批判、「素人だから斬新な発想ができる」という期待の両方の声…

機械学習によるリコメンドがトレンド。EC「京東」、音楽サービス、TikTokのリコメンドシステム(下)

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 094が発行になります。 今回は、リコメンドシステムについてご紹介します。 前回の続きになります。前回は、EC「京東」(ジンドン)のリコメ…

成都市地下鉄が顔認証改札を正式導入。マスク付き認証にも対応し、顔パス乗車が再び動き始めた

成都市地下鉄が今年2021年9月1日から顔認証改札の正式運用を始めた。マスクをしたままでも認証ができる。顔認証はコロナ禍により停滞をすることになったが、再び普及が始まっていると紅星新聞が報じた。 2019年が元年も2020年に停滞した顔認証 中国では2019…

従来の5倍の検査効率。高鉄、地下鉄などの安全検査で導入が進むテラヘルツ波利用のボディースキャナー

中国では至るところで安全検査が行われるが、人の渋滞が発生することや、コロナ禍ではスタッフが接近することが問題になっていた。そこで、従来の5倍の検査効率を持つテラヘルツ波利用のボディースキャナーの導入が進んでいると霹靂火科技が報じた。 地下鉄…

主要テック企業が過去最大級の新卒採用計画をスタート。大きく変わる人材に対する考え方

テック企業の就活シーズンが始まり、主要企業の採用計画が過去最大級になっている。ひとつは、コロナ禍、政府による規制などがあったにも関わらず業績が好調なことがある。もうひとつは、企業の人材に対する考え方が変わり、優秀な人材は育成すると考えるよ…

香港もいよいよキャッシュレス社会へ。普及の鍵は景気刺激策の電子クーポン配布

▲電子消費券の配布により、多くの店舗がスマホ決済に対応をした。▲電子消費券の配布により、多くの店舗がスマホ決済に対応をした。香港でスマホ決済の普及が加速している。その決め手になったのは、電子消費券をスマホ決済に対して配布するようにしたことだ…

AIがツボを発見。シンガポールの企業が開発したマッサージAIロボが、ただいま臨床試験中

シンガポールの企業がAIを利用したマッサージロボを開発した。ツボを感知し、自動で適切な強さ、動きのマッサージを行う。しかし、人のマッサージ師の代替ではなく、人とロボットが分担作業をすることで、マッサージ業の生産性を上げることが目的だと紅星新…

機械学習によるリコメンドがトレンド。EC「京東」、音楽サービス、TikTokのリコメンドシステム(上)

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 093が発行になります。 今回は、リコメンドシステムについてご紹介します。 リコメンド(日本ではレコメンドと言い方もよく使われます)とは…

騒音トラブルとなっていった広場ダンス。指向性スピーカーの導入で、苦情をゼロに

中国で流行する広場舞。リタイアした世代が中心となり、派手な衣装で大音量の音楽に乗せて踊るチームダンスだ。全国大会も開催されるほど流行している。しかし、その大音量の音楽が騒音トラブルとなっている。上海市では指向性のあるパラメトリックスピーカ…

台湾の「電気サブスク」スクーター「Gogoro」が中国上陸目前。バッテリー事故解決の決め手となるか

バッテリー交換を専用ステーションで行う「電気サブスク」スクーター、台湾のGogoroが中国の大手企業と提携し、中国上陸を目指している。台湾では充電の煩わしさを解決するとして人気になったが、中国ではバッテリーの発火事故を防ぐという点で注目されてい…

中国のオンラインゲーム規制により初の18禁ゲームが誕生。レーティング制度の導入も議論に

未成年に対する週末3時間だけのオンラインゲーム規制が始まったが、未成年のアクセスを自主的に全面禁止するゲームも登場している。中国では初めての「18禁ゲーム」になったと二一新聞が報じた。 ゲーム規制が始まり、号泣する子どもたち 中国では、毎年9月…

若い世代に広がる高齢者向けアプリのなぜ?通常版が嫌われる理由はポップアップ広告

高齢者のスマホ利用が増える中で、中国工信部はユニバーサルデザインの考え方に基づいた「高齢者版」のデザインガイドラインを発表し、各アプリがそれに沿って高齢者版アプリを公開している。ところが、最近、若者がこの高齢者版を好んで使う例が増えている…

ITエンジニアになる農民工が倍増。変わる農民工、変わるテック業界

中国人力資源社会保障部は、北京市に流入する農民工の統計を発表した。人数そのものも減少したが、農民工の就く職業統計に「ソフトウェア、情報技術サービス」が登場したことが話題になっていると八維説が報じた。 ITエンジニアは、今や農民工の就く仕事 IT…

「テンセントの壁」が崩れ、ネットのオープン化で何が変わる?異なる流量戦略を持っているWeChatとアリペイのミニプログラム

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 092が発行になります。 今回は、中国で起きているネットの規制緩和についてご紹介します。 報道などで、厳しいゲーム規制や教育改革が進んで…

アリババに入社を誘われた小学6年生。中国テック界で最も有名な天才少女

中国テック界で、名前を知らない人がいないほど有名な少女がいる。万海妍で、小学6年生の時に、アリペイのプログラミングコンテストに出場して、大学生や大人を退け、決勝戦にまで進出した。アントグループのCEOからも直接入社を誘われていると恰同学少年録…

アリババEC「Tmall」で起きた悪徳商法事件。アリババの出店審査に思わぬ落とし穴

引っ越しで荷物を乗せてから見積もりとは異なる高額請求をする悪徳商法はどこにでもある話だが、それが、アリババが販売業者を審査するEC「天猫」(Tmall)で発生した。この業者は、アリババの審査をうまくすり抜けて、Tmallへの信頼を利用して悪徳商法を行…

どうやっても人が対応してくれないテンセントのサポート。消費者からも疑問の声

多くのITサービスのサポートが、FAQやAIチャットボットを採用し、人が対応しないようになっている。電話番号などは深い階層をたどらないとわからないようになっていることも多い。しかし、テンセントのサポートは無人化が徹底されたあまり、消費者からも疑問…

客単価200円の町食堂に全自動化テクノロジー。労働力不足は付加価値の低い仕事から進行する

上海市の虹橋に調理を全自動化した無人レストランがオープンした。客単価は10元という庶民向けの食堂だ。中国でも労働人口が減少し、労働力不足の影響が出始めている。労働力不足は付加価値の低い仕事から進行するため、虹橋社区AI食堂は全自動化を進めたと…

テンセントがゲーム専用SNSのテストを開始。ライバルはDiscord

国民的インフラとも言えるSNS「WeChat」(ウェイシン、WeChat)を運営するテンセントが新たなSNSのテストに入っている。ゲームに特化したSNSとなる見込みで、ゲーマー用コミュニケーションアプリ「Discord」に対抗するものになるとTech星球が報じた。 注目さ…

スマート化により成長市場となっている中国家電。トレンドは「高級化」「健康機能」「ペット家電」

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 091が発行になります。 今回は、中国の白物家電の状況についてご紹介します。 2020年はコロナ禍で、家電製品の売れ行きは大きく落ち込みまし…

オーバーツーリズムにはAIで対抗。麗江と百度が共同して挑む21世紀の観光地のあり方

世界中の旅行者を惹きつけている麗江。しかし、オーバーツーリズムの被害が年々大きくなっている。違法駐車、揉め事、ポイ捨て、騒音。週末になると、麗江は麗江ではなくなる。この問題に、麗江市政府は、百度と共同して、AI画像解析の力を借りて取り組む「…

フードデリバリー「美団」が深圳市でドローン配送の試験運用を開始。焦点となる受け取りの方式

フードデリバリー「美団」(メイトワン)と、深圳の高層オフィスビル「SIC超級総部中心」は、フードデリバリーのドローン配送の試験運用を行うことで合意した。しかし、ドローン配送は利用者体験の点で課題が多く、今回の試験運用ではその点の検証も行われる…