中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

国際デジタル競争力ランキングで、日本は32位。ライバルはマレーシアとタイ

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 207が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、国際デジタル競争力ランキングについてご紹介…

大都市の中で居場所を見つけられず漂流する若者たち。ピンドードー式住宅にシェアルーム

大都市で仕事を得て暮らすというのは多くの若者の憧れだ。しかし、給料もまだ安い中でマンションを借りるということが大きな負担になっている。ピンドードー式マンションなど劣悪な環境で暮らさざるを得ない若者が多いと五環外OUTSIDEが報じた。 新社会人に…

無料クーポン配布で使われる「シュレーディンガー方式」とは。無料クーポンの新しい活用手法

カフェチェーンのクーポン競争は、ついに0元クーポンにまで進んだ。しかし、ラッキンは銀行やBMWと提携をし、ブランドイメージを高めることに利用している。また、クーディーはシュレーディンガー方式での配布を行い、公式アカウントへの注目度を高めるなど…

スマホを振ると、注文したライドシェアの車がフラッシュをする。ライドシェアの難点を解消した曹操出行

ライドシェアはスマホで呼ぶことができ、タクシーよりも利便性が高くなっているが、難点は自分の注文した車がどれなのかがわかりづらいことだ。曹操出行は、スマホを振ると車のヘッドライトがフラッシュする「智能灯語」の機能を実装して、この問題を解決し…

ド派手な中国都市の夜景は、中国人はうるさく感じていないのか。変わり始める中国の夜景

中国の都市の夜景と言えば、原色と電飾があふれたド派手なイメージがある。しかし、近年は中国人からも派手な夜景に対する苦情が寄せられるようになっている。中国の都市の夜景は変わり始めると央視網が報じた。 カラフルすぎる中国の夜景は、中国人も不快に…

優待クーポンを配布ではなく、販売することの効果。店舗+ライブコマース+クーポンを活用するウォレスと蜜雪氷城

ウォレスと蜜雪氷城の2つのメガチェーンが、店舗+ライブコマース+優待クーポン販売で利用者を伸ばしている。クーポンを配布するのではなく、販売をすると、ほぼ確実に使ってもらえ、マインドシェアが高くなるからだと餐飲老板内参が報じた。 飲食不況の中…

中国語は、どのようにして入力効率を高めてきたのか。九宮格、ダブルピンインなど、ピンイン入力だけではない中国語入力。

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 206が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、中国語のピンイン入力ついてご紹介します。 読…

低迷していた中国ファミリーマートが巻き返し。そのキーワードは「1日5食」とサブスク

日系コンビニの中で低迷をしていたファミリーマートが新戦略を打ち出した。1日5食をキーワードに、既存顧客のリピート率をあげる戦略だ。また、会員制度によるサブスクかも実施し、コンビニの新しい運営手法として、成功するかどうかが注目されていると零售…

中国の巨匠チャン・イーモウが挑戦をした縦型動画「竪屏美学」。その完成された縦型画面の美学

チャン・イーモウが2019年に制作をした縦型動画「竪屏美学」が再び話題になっている。巨匠が69歳で挑戦をしたもので、人物配置などの画面構成が完成されており、多くのクリエイターが参考にする教科書的存在になっていると太尉史記が報じた。 突然、大量検索…

話題になるラッキンとクーディーのカフェ競争。その裏で、疲弊をするスタッフたち

クーディーが8.8元、ラッキンが9.9元という大幅割引をするカフェ競争が話題になっている。しかし、その背後で、加盟店オーナーは利益がでず、店舗スタッフたちは疲弊をしているとIT時報が報じた。 競争するラッキンとクーディーの因縁 カフェ競争が熾烈にな…

北京五輪で独唱をした少女は口パクの烙印を押された。彼女は今23歳、自分の人生を歩んでいる

2008年に開催された北京五輪の開会式では、赤いドレスを着た7歳の少女、林妙可が「歌唱祖国」を熱唱した。しかし、この歌声が事前に録音された別人のものであるということが明らかになり、五輪運営委員会だけでなく、林妙可にまで非難が殺到した。その林妙可…

中国人はなぜライドシェアばかりを使い、タクシーを使わなくなったのか。そのシンプルな理由

コロナ禍で落ち込んだタクシー需要がまったく戻らない。理由は簡単で、多くの人がタクシーではなく、ライドシェアを使うようになっているからだ。中には、ライドシェアの配車に30分かかると言われても、ライドシェアを待つ人もいる。なぜ、タクシーはそこま…

電子競技員、ネット販売師、ネット配音員、陪診師。続々生まれる新職業。国が新職業を認定する理由とは

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 205が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、若者から注目されている新職業についてご紹介…

インドネシア政府がTikTok Shoppingを禁止に。パニックになる1000万人以上にのぼる関係者たち

今年2023年9月末に、インドネシア政府はTikTok Shoppingを禁止する措置を行った。中国製品が低価格で販売されるため、国内産業が圧迫されているという理由だ。しかし、すでにインドネシア国内にも関係者が1000万人以上いる。この関係者はパニック状態になっ…

自転車レーンが危ない!遅い自転車と速い電動自転車の接触事故が多発。解決策の見えない自転車問題

市民から、自転車レーンが危ないという声があがっている。遅い人力の自転車、速いロードバイク、電動自転車が混在しているからだ。解決策はさまざま提案されているが、決め手に欠き、改善が進まない状態になっていると北京日報が報じた。 安全なはずの自転車…

ラッキンコーヒーの氷はなぜ溶けづらい。品質にこだわるカフェが氷にもこだわる理由

ラッキンコーヒーのアイス飲料は氷が溶けづらいという評判がある。わざわざ溶けづらい氷がつくれる製氷機を導入しているからだ。溶けづらい氷は、飲料の温度を低く保つだけでなく、味に関しても大きく関わっていると壱読が報じた。 デリバリーでも溶けないラ…

中国を捨てた数学の天才が語った3つのこと。中国研究界の古い体質が人材の流出を招いている

北京大学の数学の天才である許晨陽は、米国に留学をし、ユタ大学の教授になったが、中国に貢献をするため、帰国することを選んだ。しかし、それから6年、許晨陽は再び渡米する道を選んだ。許晨陽が残した3つの言葉に、中国の人材流出の原因が現れていると地…

景気後退で売れなくなった定価のスナック菓子。量販格安店に人気が集中

景気が後退すると家計から真っ先に削られるのはスナック菓子などの嗜好品だ。しかし、各地に量販格安店が登場し、人気になっている。スナック菓子の世界では、スーパー、コンビニとは異なる流通経路が確立されようとしていると南方週末が報じた。 コロナ禍で…

進む生成AIのビジネス応用。対話型AIが嘘をつく問題にもさまざまな解決策が

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 204が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、生成AIのビジネス応用についてご紹介します。 …

「宵越しの肉は売らない」豚肉やさん「銭大媽」が上場へ。一方で、過大な負担を抱える加盟店

銭大媽が香港に上場を申請している。しかし、加盟店の負担が大きなフランチャイズの運営に加盟店オーナーからの不満もあがっていいる。上場を果たしても、この問題を解決しなければ銭大媽はすぐに失速することになると地縁歴史档案館が報じた。 宵越しの肉は…

再生回数40億回越えの「土味三国」。村人総出の手づくり三国志ドラマがここまで受ける理由

中国のショートムービープラットフォーム「抖音」(ドウイン)で話題になっている連続ドラマがある。それは「土味三国」と呼ばれるもので、約60本の5分程度のエピソードが公開され、再生数は40億回を超えるという大ヒットになっていると澎湃新聞が報じた。 …

もはや座って朝食を食べるのは贅沢?北京市のビジネス街での朝食調査

北京のビジネス街で人々はどんな朝食を食べているのか。もはやカフェに座って朝食を食べるのは贅沢であり、多くの人が歩きながら食べたり、オフィスのデスク、裏通りの朝食店で食べていると北京日報が報じた。 ビジネス街の人はどんな豪華な朝食を食べている…

意外に質素な中国富豪たち。カジュアルウェアを着て、地下鉄に乗り、近所でビーフンを食べる

中国の富豪たちはさぞかし贅沢きわまりない生活をしているかと思いきや、中国では富豪になっても質素な生活をしている人が人気がある。事実、若い頃の消費習慣を富豪になっても変えないという人が多いと小明担撲が報じた。 安物の服を着てマツダに乗る中国の…

コロナ禍、物価高騰、消費不況が連続して襲う飲食業。火鍋チェーン「海底撈」はどうやってV字回復に成功できたのか

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 203が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、コロナ禍からV字回復をした海底撈についてご紹…

フードデリバリーによる包装ゴミの処理に毎年500億円。環境対応包装材が普及をしない理由とは

中国ではフードデリバリーにより毎年160万トンのプラスチックゴミが出て、その処理に24.5億元の費用がかかっている。さらに、事業用のゴミとして排出されるプラスチックも合わせると、年間2536万トンとなり、中国は世界最大のプラスチック廃棄大国になってい…

砂漠の緑化技術のブレイクスルー。砂と土の違いは結合関係という発見が鍵に

重慶交通大学の易志堅教授の研究チームが、砂漠緑化に貢献する大きな発見をした。砂と土の違いは粒子の大きさだけでなく、結合関係の違いが重要だというものだ。これにより、セルロース接着剤を砂漠に混合するだけで緑化ができる可能性が生まれていると新華…

バス停に到着したバスは八百屋さん。北京市バスが始めた移動店舗サービスが大好評

北京市バスでは、廃バスと廃止路線のバス停を利用して、移動店舗サービスを始めた。市民からは安くて便利だと大好評だ。しかし、あまりに安すぎるため、周囲の商店からは民業圧迫だという声もあがっている。3年300店舗の拡大計画がどうなるのか注目されてい…

乱立が進む東南アジアのスマホ決済。決済統合サービスが今後の動向の鍵となる

コロナ禍が落ち着きを見せて以降、東南アジアの経済成長が加速をしている。その大きな原動力になっているのが、3つのデジタルだ。「EC」「SNS」「スマホ決済」だ。多くの企業がこの3つの分野に進出をし、過当競争になりつつある。特にスマホ決済は、乱立の様…

ファストフードはもはや贅沢な食事なのか。消費支出と平均単価の比較をしてみた

ホワイトカラーが昼食や夕食にファストフードを利用することが多くなっている。しかし、聞こえるのは、ファストフードですらもはや「高い」という声だ。ファストフードは本当に高いのか。消費支出統計から紅星資本局が比較をした。 ファストフードは高くなっ…

中国のGDP統計は信頼できるのか。日本とは異なる中国GDP統計の仕組み

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 202が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、中国のGDP統計の信頼性についてご紹介します。…