2021-01-01から1年間の記事一覧
「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 094が発行になります。 今回は、リコメンドシステムについてご紹介します。 前回の続きになります。前回は、EC「京東」(ジンドン)のリコメ…
成都市地下鉄が今年2021年9月1日から顔認証改札の正式運用を始めた。マスクをしたままでも認証ができる。顔認証はコロナ禍により停滞をすることになったが、再び普及が始まっていると紅星新聞が報じた。 2019年が元年も2020年に停滞した顔認証 中国では2019…
中国では至るところで安全検査が行われるが、人の渋滞が発生することや、コロナ禍ではスタッフが接近することが問題になっていた。そこで、従来の5倍の検査効率を持つテラヘルツ波利用のボディースキャナーの導入が進んでいると霹靂火科技が報じた。 地下鉄…
テック企業の就活シーズンが始まり、主要企業の採用計画が過去最大級になっている。ひとつは、コロナ禍、政府による規制などがあったにも関わらず業績が好調なことがある。もうひとつは、企業の人材に対する考え方が変わり、優秀な人材は育成すると考えるよ…
香港でスマホ決済の普及が加速している。その決め手になったのは、電子消費券をスマホ決済に対して配布するようにしたことだ。昨年、現金を配布したが、業務負担は大きく、経済効果も薄かった。香港政府は2024年にも現金がほとんど使われない無現金社会にな…
シンガポールの企業がAIを利用したマッサージロボを開発した。ツボを感知し、自動で適切な強さ、動きのマッサージを行う。しかし、人のマッサージ師の代替ではなく、人とロボットが分担作業をすることで、マッサージ業の生産性を上げることが目的だと紅星新…
「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 093が発行になります。 今回は、リコメンドシステムについてご紹介します。 リコメンド(日本ではレコメンドと言い方もよく使われます)とは…
中国で流行する広場舞。リタイアした世代が中心となり、派手な衣装で大音量の音楽に乗せて踊るチームダンスだ。全国大会も開催されるほど流行している。しかし、その大音量の音楽が騒音トラブルとなっている。上海市では指向性のあるパラメトリックスピーカ…
バッテリー交換を専用ステーションで行う「電気サブスク」スクーター、台湾のGogoroが中国の大手企業と提携し、中国上陸を目指している。台湾では充電の煩わしさを解決するとして人気になったが、中国ではバッテリーの発火事故を防ぐという点で注目されてい…
未成年に対する週末3時間だけのオンラインゲーム規制が始まったが、未成年のアクセスを自主的に全面禁止するゲームも登場している。中国では初めての「18禁ゲーム」になったと二一新聞が報じた。 ゲーム規制が始まり、号泣する子どもたち 中国では、毎年9月…
高齢者のスマホ利用が増える中で、中国工信部はユニバーサルデザインの考え方に基づいた「高齢者版」のデザインガイドラインを発表し、各アプリがそれに沿って高齢者版アプリを公開している。ところが、最近、若者がこの高齢者版を好んで使う例が増えている…
中国人力資源社会保障部は、北京市に流入する農民工の統計を発表した。人数そのものも減少したが、農民工の就く職業統計に「ソフトウェア、情報技術サービス」が登場したことが話題になっていると八維説が報じた。 ITエンジニアは、今や農民工の就く仕事 IT…
「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 092が発行になります。 今回は、中国で起きているネットの規制緩和についてご紹介します。 報道などで、厳しいゲーム規制や教育改革が進んで…
中国テック界で、名前を知らない人がいないほど有名な少女がいる。万海妍で、小学6年生の時に、アリペイのプログラミングコンテストに出場して、大学生や大人を退け、決勝戦にまで進出した。アントグループのCEOからも直接入社を誘われていると恰同学少年録…
引っ越しで荷物を乗せてから見積もりとは異なる高額請求をする悪徳商法はどこにでもある話だが、それが、アリババが販売業者を審査するEC「天猫」(Tmall)で発生した。この業者は、アリババの審査をうまくすり抜けて、Tmallへの信頼を利用して悪徳商法を行…
多くのITサービスのサポートが、FAQやAIチャットボットを採用し、人が対応しないようになっている。電話番号などは深い階層をたどらないとわからないようになっていることも多い。しかし、テンセントのサポートは無人化が徹底されたあまり、消費者からも疑問…
上海市の虹橋に調理を全自動化した無人レストランがオープンした。客単価は10元という庶民向けの食堂だ。中国でも労働人口が減少し、労働力不足の影響が出始めている。労働力不足は付加価値の低い仕事から進行するため、虹橋社区AI食堂は全自動化を進めたと…
国民的インフラとも言えるSNS「WeChat」(ウェイシン、WeChat)を運営するテンセントが新たなSNSのテストに入っている。ゲームに特化したSNSとなる見込みで、ゲーマー用コミュニケーションアプリ「Discord」に対抗するものになるとTech星球が報じた。 注目さ…
「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 091が発行になります。 今回は、中国の白物家電の状況についてご紹介します。 2020年はコロナ禍で、家電製品の売れ行きは大きく落ち込みまし…
世界中の旅行者を惹きつけている麗江。しかし、オーバーツーリズムの被害が年々大きくなっている。違法駐車、揉め事、ポイ捨て、騒音。週末になると、麗江は麗江ではなくなる。この問題に、麗江市政府は、百度と共同して、AI画像解析の力を借りて取り組む「…
フードデリバリー「美団」(メイトワン)と、深圳の高層オフィスビル「SIC超級総部中心」は、フードデリバリーのドローン配送の試験運用を行うことで合意した。しかし、ドローン配送は利用者体験の点で課題が多く、今回の試験運用ではその点の検証も行われる…
北京の地下鉄が無人運転時代に突入している。2017年以降、新設される路線はすべて無人運転設備を備えてきたが、安全監視員が乗務する形での自動運転が行われてきた。それが安全性が確認されたとして、安全監視員も常務しない完全な無人運転が始まったと1039…
「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 090が発行になります。 今回は、ゲーム規制、教育改革に揺れる子どもたちのネット事情をご紹介します。日本でも報道されているように、未成…
中国が卓球王国であることはよく知られているが、その強さの陰にはポンボットの貢献があるかもしれない。クアルコムのロボティクスプラットフォーム「RB5」を使ったポンボットは中国の卓球を変えるかもしれないと鈦媒体が報じた。 中国の強さの秘密は徹底し…
2001年7月、河南省は中心に1000年に一度の豪雨に見舞われ、鄭州市を中心に洪水被害に見舞われた。死者は300人を越し、3000万人が被災をした。鄭州地下鉄5号線は冠水し、500人が閉じ込められ、14人が死亡した。この災害では、テック企業が率先して救援、支援…
中国共産党中央弁公庁と国務院は、「義務教育段階の生徒の家庭学習と校外課程の負担のいっそうの軽減についての意見」を公開した。内容は、「拍照捜題」を禁止するものだ。これを受けて、多くの学習アプリが拍題捜答機能を停止させていると青少年教育新聞が…
2021年6月の新エネルギー車販売台数は、予想通り、宏光MINI EV、テスラモデル3、モデルYの順位となった。これを都市の規模別に見ると、地方都市での宏光MINI EVの健闘が目立つ。EVは地方にまで広がり始めていると第一電動網が報じた。 個人市場がリードする…
中国版TikTok「抖音」のライブコマースが販売業者に対して、宅配企業「菜鳥」の利用を禁止した。抖音のライブコマースでは、プライバシー保護のため電子送状を採用したが、菜鳥も独自の電子送状システムを導入しているため、衝突してしまうからだ。しかし、…
「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 089が発行になります。 今回は、中国で活躍をする女性たちをご紹介します。 毎年富豪ランキングを発表している米「フォーブズ」誌が面白いデ…
カタログ航続距離400kmの小型EVで、家族4人で高速道路1000kmを走破した人がその内容を公開している。EVにとって、高速道路は航続距離が短くなる鬼門。しかし、鄒城悦享はのんびり旅を楽しめたという。そのコツは80%急速充電の活用だった。 普及をしても寒冷…