中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

インフルエンサーの時代は終わった。私域×KOCマーケティングの3つの原則。名創優品の事例から

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 246が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、KOCマーケティングについてご紹介します。 イ…

ロボタクシーに対する意識調査では関心があるが60%以上。一方、タクシーへの不満の対象は運転手

ロボタクシーが広がり、DT商業観察では市民に対する意識調査を行った。その結果、60%以上の人が関心を持っていた。一方、タクシー/ライドシェアへの不満は、その多くが運転手が原因のものだった。移動に運転手はいらないと考えている人が増えている可能性が…

EUの中国EV関税引き上げで、加速をする現地生産化。中国EVメーカーのグローバル化が始まる

EUは、EU内の自動車メーカーを守るため、輸入される中国EVに関税を上乗せすることを決定した。中国政府としては反発をしているが、中国EVメーカーにとっては欧州での現地生産が加速をし、グローバル企業になる足がかりになると見られていると新京報が報じだ…

社区食堂に登場したブラインドボックスメニュー。注文しても何が出てくるかわかないメニューが人気に

公益性の高い社区食堂の経営難が課題となる中、ブラインドボックスメニューが経営改善の決め手になろうとしている。仕組みとしては日替わりメニューと同じだが、利用者にはゲーム性があり、食堂にとっては食材の有効活用になっていると看看新聞が報じた。 運…

広がる暗闇工場=ダークファクトリー。工場は無人化されて、人はいなくなる

鞍山鉱業が暗闇工場を稼働させた。人が作業をしない完全自動化工場だ。これまで家電製造などで暗闇工場が広がっていたが、鉱業系の工場で完全自動化がされる例は極めて珍しい。鞍山鉱業では、他の向上も自動化を進めていると新華社が報じた。 無人のダークフ…

iPhoneの生産はインドから再び中国へ。返品率の高さと電力不足が要因か

iPhoneのインドでの生産に問題が生じ、アップルは再び中国で生産する体制を整えた。返品率の高さと電力不足がその要因であると見られている。しかし、中国ではフォクスコンの他に、BYD、ラックスシェアなどもiPhone製造に参加をする。フォクスコンは大きな痛…

アップルの生産拠点は中国からインドへ。そして再び中国へ。アップルが描くアジアサプライチェーンの布陣

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 245が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、iPhoneの生産拠点についてご紹介します。 アッ…

ラッキンが2万店舗目を開業。ライバルのクーディーは店舗内店舗で5万店舗を目指す

ラッキンコーヒーが2万店舗目を開業したと発表した。すると、ライバルのクーディーは「3年で5万店舗」計画を発表、出店競争が激化をしている。クーディーは店舗内店舗を活用して、出店数を増やすとともに利益率を改善するねらいがあると界面新聞が報じた。 …

miHoYoの新作「ゼンレスゾーンゼロ」に思わぬ不評。新体制miHoYoに何が起きているのか

miHoYoの新しい対策「ゼンレスゾーンゼロ」が不評だ。ゲームとしてのクオリティは高いものの、miHoYoの新作としては期待外れだと感じている人が多い。中心人物であった蔡浩宇が抜けたことによる影響ではないかと新浪科技が報じた。 評価が芳しくないmiHoYoの…

出力暴走が起こらない第4世代原子炉「高温ガス炉」。山東省で運転始まる

出力暴走が起こらず、高い安全性がある第4世代原子炉「高温ガス炉」を採用した華能石島原子力発電所が運転を始めた。冷却水を必要としないことから、内陸部にも建設ができ、中国の原子力政策の大きな転換点になると北京日報が報じた。 第4世代原子炉が稼働を…

光と熱で発電をするアクサイカザフ太陽光発電所。出力が変動する問題を光+熱で解決

甘粛省酒泉市アクサイカザフ族自治県の太陽光+熱発電所が始動をした。太陽光発電は出力が変動するという問題を解決するため、太陽熱でも発電を行う。溶融塩を太陽光で加熱し、保存をしておき、太陽光の出力が落ちた時に発電をし、発電所からの出力を安定さ…

豚肉が安くなると、シャトルの価格があがる。人気のバドミントンに思わぬ落とし穴

手軽に楽しめるスポーツとしてバドミントンの人気が高まっているが、シャトルの価格が高騰するという思わぬ事態になっている。その理由は、豚肉の価格が下がり、豚肉需要が大幅に増えたことにあると中国企業家雑誌が報じた。 シャトルの値上げでバドミントン…

マイクロドラマはエンタメとして定着をするのか。低俗、短絡、低品質である一方、ビッグネームの参入やビデオ生成AIの導入も

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 244が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、中国のマイクロドラマについてご紹介します。 …