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タピオカの次は黒ゴマか。健康志向とも合致する黒いドリンクは定着をするか

大手チェーンから小規模チェーンまで黒ゴマを使った黒いドリンクを発売し始め、中には1週間で100万杯を売り上げるなどのヒット商品も出ている。タピオカの次のブームとして黒ゴマに期待が集まっていると珈門が報じた。

 

タピオカの次は黒ゴマがくるか?

タピオカブーム以来、落ち着いているドリンクスタンド業界。しかし、この冬、にわかに黒い嵐が吹き始めた。黒ゴマドリンクだ。瑞幸(Luckin Coffee)、茶百道、M Standなどの10のチェーンが黒ゴマコーヒーや黒ゴマ茶をメニューに加え、その中でも茶百道では1週間で100万杯を売り上げるなど、ブームの兆しになっている。

茶百道では、人気の定番メニューになっていた「豆乳玉麒麟」に黒ゴマを加え、「豆乳黒麒麟」として発売したところ、大人気となっている。初日に20万杯が売れ、1週間で100万杯を突破した。飲んだ人によると、「黒ゴマ団子を飲んでいる感じ」だそうだ。

ラッキンコーヒーは、「冬至五養生ラテ」を発売した。黒米、黒ゴマ、黒豆、黒桑の実、黒クコの5つの黒い食材を入れたカフェラテで、飲むと口の中が穀物の香ばしい香りでいっぱいになる。

M Standは、黒ゴマバスクラテ、黒ゴマバスクミルク、黒ゴマチーズケーキを一斉に発売した。

▲茶百道が発売した「豆乳黒麒麟」。黒ゴマを使った中国茶ドリンクだが、1週間で100万杯が売れた。

▲M Standの黒ゴマコーヒーも好調に売れている。

 

小規模チェーンや菓子チェーンも黒ゴマを採用

このような大手チェーンだけでなく、小規模チェーンでも、黒ゴマドリンクをウリにしているところが出てきている。潮汕の「成川茶店」は「黒ゴマヤシシャン」で人気になっている。この地方特有の茶の品種であるヤシシャンに黒ゴマを添加したものだ。その見た目のインパクトも手伝い、ヒットドリンクとなっている。

また、満記甜品、趙記伝承、汕心粉粉などの菓子チェーンも、黒ゴマ菓子を新発売している。また、それだけでなく、個人でもホットミルクに黒ゴマペーストを入れて飲むのが流行し始めているという。

▲小規模な中国茶カフェでは、黒ゴマを使い、SNS映えするルックスにし、ヒット商品を生み出そうとしている。

 

健康志向とも合致し、定着するか

なぜ黒ゴマなのか。2年ほど前からドリンク業界では養生トレンドが続いている。オーツなどの穀類や漢方薬原料などをコーヒーや中国茶に入れたもので、健康を意識したものだ。甘い飲料も砂糖や動物性脂肪の牛乳ではなく、穀類による甘さや植物性脂肪のココナッツミルクを使ったカフェラテ、中国茶が売れている。

この養生トレンドは変わらないが、今年の冬は、それに「体が温まる」「栄養が取れる」「味が美味しい」というニーズが加わった。これに合致するのが黒ゴマで、多くのチェーンが黒胡麻飲料を試し、売れ行きもいいことから定番メニューに定着しようとしている。

また、黒ゴマは黒く、見た目のインパクトがあるため、各チェーンともルックスにも工夫をしている。ここから、SNS映えをするということでも人気になっている。

問題は、これが一過性のブームではなく、ココナッツミルク飲料のように定番メニューとして定着するかどうかだ。各チェーンとも定番化に向けて、さらなる工夫をし、さまざまなメニューを出してくることになる。

▲豆花にも黒ゴマをたっぷりと使ったメニューが登場している。

 

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