中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

2026-01-01から1年間の記事一覧

中国AIの強さは人材。NVIDIAのフアンCEOの懸念が現実に。中国人人材を失う米国AI

AI関連の最高峰カンファレンス「NeurlPS」の受理論文の著者の出身大学の調査で、2025年に中国が米国を抜いた。つまり、中国はAI人材の最大の供給国になったとThe Economistが報じた。 ChatGPT Image2.0の開発チームはアジア人? 画像生成AIとして、これまで…

ロボットの限界を超えた「武BOT」。Unitree創業者が、3ヶ月半の時間で実現するまでの秘話を語る

ロボットの身体性の最先端を示した特別番組「春晩」でのロボット演舞。与えられた時間はわずか3ヶ月半でしかなかった。その中でどのようにして実現したのかをUnitreeの創業者が央視新聞に語った。 ロボットの身体性を示した「武BOT」 2月16日の春節(旧正月…

中国に登場した花柄マンホールの蓋。うずをつくることで排水能力を向上させる

北京市に花柄のマンホールの蓋が登場した。日本で流行している図案化マンホールではなく、うずをつくることで排水能力を高める工夫だと新京報が報じた。 中国でも人気の日本のマンホールの蓋 日本の自治体が進めているマンホールの蓋の図案化は、中国でも興…

スキルがなくてもメーカーを起業できる。AIが設計、コーディング、3Dプリンターで製造

深圳の大学2年生7人がメーカーを起業した。デスクトップ風洞実験装置をAIを駆使して設計、製造し、現在は海外にまで販売するようになっている。スキルがなくてもAIがあれば起業できる時代が始まっていると南方都市報が報じた。 技術がない大学生がメーカーを…

中国もいよいよ物価上昇フェーズに。その中で注目される「価格据え置きアップグレード」の手法とは

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 337が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、デフレ時代が終わり、注目されている「価格据…

データセンターは海の中に沈めてしまう。故障率も低減。中国で商用利用が始まっているUDC

データセンターは立地の選定が最大難関の問題になってきている。中国は、データセンターを海の中に沈めてしまうプロジェクトを進め、商用利用も始まっている。海中では故障率も低くなるとrefiが報じた。 データセンターは用地の選定が最大難関 データセンタ…

悪意のある投稿で企業を攻撃する「水軍」が摘発。今どきの水軍は広告費で収入を得ている

山東省煙台市で、2つの水軍組織が摘発された。新エネルギー車企業に対して、捏造を含む悪意のある情報を流し続けていたというものだ。現在の水軍は誰かの依頼を受けるのではなく、流量を増やして広告費で稼ぐようになっていると羊城晩報が報じた。 SNSで悪意…

大統領専用機で訪中し、北京グルメ旅を楽しむNVIDIAフアンCEO。中国GPU市場に起きている変化とは

米中首脳会談にNVIDIAフアンCEOが同行した。しかし、フアンCEOはトップセールスをするわけでもなく、北京ぶらぶらグルメ旅を楽しんだ。中国GPU市場に大きな変化が起きているからだと人工知能学家が報じた。 エアフォースワンで北京グルメ旅を楽しむ 米中首脳…

中国ロボット企業は、なぜシンガポールを目指すのか。シンガポールがロボットのメッカに

中国ロボット企業がシンガポールへの進出を加速している。すでに19社が拠点を置き、今後も増えていく見込みだ。中国ロボット企業は、シンガポールを拠点に海外との取引を考えていると鈦媒体が報じた。 ロボット企業はシンガポールを目指す 中国のロボット企…

フランスが越境EC小包に手数料。しかし、中国越境ECは迂回輸送。痛手を被ったのはフランス

安価で販売をする中国越境ECから国内産業を守るため、フランスでは越境小包に手数料を取る制度を始めた。しかし、中国越境ECは、周辺国に送り、そこから陸路でフランスに輸送するという迂回ルートを使い始めたと中国物流と調達雑誌が報じた。 越境EC小包に手…

小紅書マーケティング。SNSが最高のマーケツールになる。若い女性のバイクブームを例に、インサイト分析をしてみた

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 336が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、若い女性の間で起きているバイクブームを例に…

オープンソースAIのパクリと嘲笑されたインドのスタートアップ。本気出して、8ヶ月でゼロからAIモデルを構築

インド初の本格大規模言語モデル「Sarvam-M」は、フランスのMistralベースであることが発覚し、世界中から嘲笑のネタにされた。しかし、Sarvamは本気を出し、その8ヶ月後にゼロから構築したAIモデル「Sarvam 105B」を発表し、世界を驚かせたと科技思維が報じ…

再評価される有線イヤホン。充電不要、なくさない、安い、おしゃれ。2025年から売上も反転上昇

有線イヤホンが再評価され、販売数も反転上昇している。ワイヤレスは、高い、失くす、充電が必要という欠点があり、それが認識されるようになった結果だ。再び有線イヤホンを使う人が増えていると澎湃新聞が報じた。 再び売れ始めている有線イヤホン ワイヤ…

月7万円で利用できる無人清掃ロボット。無人清掃が一気に広がる可能性も

深夜や朝方に道路清掃をしている無人清掃車。便利ではあるけど価格は高い。しかし、賽特智能は月7万円のリース販売を始めた。これにより、これまで導入をためらっていた場所にも導入される可能性が出てきると観察者網が報じた。 無人清掃ロボットが月7万円の…

ホルムズ海峡が封鎖されても中国が打撃を受けないのはなぜ?エネルギー源の国内化と分散化

ホルムズ海峡が封鎖されても、世界最大の石油輸入国である中国は大きな打撃は受けていない。その理由は、国内化と分散化にあるとロイターが報じた。 中国はなぜホルムズ海峡の影響を受けないのか 中国は世界最大の石油輸入国であるのに、なぜホルムズ海峡封…

原材料費高騰で値上げが続く外食。その中で値下げに踏み切って利益倍増の「遇見小麺」

原材料費が高騰し、飲食店は値上げに踏み切らずを得なくなっている。その中で、503店舗を展開する麺屋「遇見小麺」が値下げに踏み切り、売上40%増、利益110%増を達成したと職業餐飲網が報じた。 スケール前提の麺屋が香港上場 大学の同級生が集まって起業し…

勝者のいないフードデリバリー焼銭大戦。全員が損失を出しながら、進化し続ける外食業界

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 335が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、フードデリバリーで起きた焼銭大戦についてご…

ロボタクシーのシステム崩壊。武漢市で180台のロボタクシーが一斉に立ち往生

武漢市でロボタクシーのシステムが崩壊して、180台のロボタクシーが一斉に立ち往生するという事態が発生した。クラウド方式かエンドツーエンド方式化の技術的な議論が起きていると新浪財経が報じた。 ロボタクシーのシステム崩壊、全車が停止 今年2026年3月…

オリジナルステッカーをカップに貼れるサービスを始めた中国茶カフェ「覇王茶姫」。人気俳優のステッカーが蔓延し大変なことに

中国茶カフェ「覇王茶姫」が、ユーザーがアップロードした画像をカップにステッカーとして貼るというサービスを始めた。すると、人気俳優の張凌赫の写真を大量にアップロードする人が大量に出てきて、騒動になったと広告案例精選が報じた。 人気俳優の写真が…

ロボタクシー2社が事業の黒字化を達成。次は海外の大都市が目標

小馬智行、文遠知行の2社が、相次いでロボタクシー事業の黒字化を発表した。ロボタクシーが持続可能なビジネスであることが証明された。しかし、あくまでも大都市の話であり、さらに拡大するためには課題も多いと南方都市報が報じた。 ロボタクシー2社が黒字…

脱炭素の決め手、水素エネルギーには課題がいっぱい。鍵になるのは電力料金がどこまで安くなるか

中国政府も脱炭素の決め手として水素エネルギーの活用を考えている。しかし、現状では石炭から製造する水素と比べてコストが高く、運搬の安全性確保にも課題がある。電力料金がどこまで安くなるかが鍵になると李将平老師が報じた。 脱炭素の決め手、水素エネ…

アリババと滴滴がAIタクシー配車。サービスは同じでも、背後にあるロジックは異なっている

滴滴がライドシェア/タクシーのAI配車を始めると、アリババも独自のAIアシスタントアプリの中からタクシー配車ができるようになり、にわかにAI配車戦争が始まっている。しかし、両社の背後にあるロジックは大きく異なっていると人人都是産品経理が報じた。 …

エヌビディアCEOの北京ぶらぶらグルメ旅。米中半導体競争で、中国が打つ次の手はソフトウェア定義チップ

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 334が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、米中の半導体開発競争の現在についてご紹介し…

ロボットお巡りさんが全国各地に登場。交通整理だけでなく、違反バイクの摘発も

全国各地にロボットお巡りさんが登場し、交通整理を行っている。現在は、手信号程度のことしかできないが、交通信号と連動する視覚分析により違反バイクを摘発するなど高度化も始まっていると光明網が報じた。 交通整理をするロボットお巡りさん 全国各地で…

古いEVにはあと載せ車載発電機を。専門家はリスクを警告、保険も支払いを拒否

数年前に購入した電気自動車は航続距離が短いため、あと載せの車載発電機が売れるようになっている。しかし、専門家はリスクを警告し、保険の支払いも拒否されるという事態が起きていると中国経営網が報じた。 古い電気自動車の悩みは航続距離 近年の電気自…

電気自動車はなぜ乗り物酔いしやすいのか。BEVに見つかった新たな弱点

ライドシェア/タクシーを呼ぶ時に、あえて燃料車を選ぶ人が増えている。電気自動車(BEV)は酔いやすいという人が多いからだ。それは錯覚ではなく、合理的な原因があったと光明網が報じた。 わざわざ燃料車のタクシーを選ぶ人たち 多くのライドシェア/タクシ…

新興AI企業「MiniMax」が、百度の時価総額越えで世代交代。鍵はAIエージェント「OpenClaw」

香港に上場したばかりの新興AI企業「MiniMax」の時価総額が百度を超え、世代交代が鮮明になった。MiniMaxの躍進の鍵は、AIエージェント「OpenClaw」の流行にあるとZAKERが報じた。 MiniMaxの時価総額が百度を超える世代交代 香港市場に上場したAI企業「MiniM…

レゴが中国越境ECでの販売を禁止する。目的は価格体系の維持とブランド価値の保護

レゴが、中国越境ECでの販売をさせないという措置に出た。価格体系を維持し、ブランド価値を守るためだと見られている。ECは、ブランドを扱う大手ECと低価格で勝負する越境ECの二極化が進み始めていると派代説が報じた。 レゴが越境ECでの販売を停止 世界的…

AIを導入した中国企業の91%が失敗でも導入は拡大。デロイトが示した3つの失敗原因と5つの提言

「まぐまぐ!」でメルマガ「知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード」を発行しています。 明日、vol. 333が発行になります。 登録はこちらから。 https://www.mag2.com/m/0001690218.html 今回は、製造業のAI導入の3つの失敗原因と5つの提言…

ディズニー、ユニバーサルに負けない中国テーマパーク。人気の秘密はNPC

国際テーマパークの人気は安定をしているが、国内のテーマパークも入場者数では肩を並べるようになってきている。特に人気なのが「万歳山武侠城」と「清明上河園」の2つだ。人気の秘密はNPCだとTech星球が報じた。 台頭してきた中国式テーマパーク 中国には…