中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

安徽省で開催された科学普及博覧交易会(ロボット展)がなんだか変な方向に

2019年5月に安徽省蕪湖市で開催された中国科学普及博覧交易会が、年々おかしなことになっている。本来は最先端テクノロジー製品の展示会なのだが、ロボット恋人が人気となり、今ではロボット恋人だらけの展示会になっていると蕪湖新聞網が報じた。 科学普及…

中国の宅配物流を変えるかもしれない自動運転販売車

福州市にオープンした5G AI公園に登場した自動運転の自動販売車が話題になっている。手を挙げると自動的に止まって、飲み物などが買えるというもの。開発元の新石器科技では、自動運転の配送車も開発していて、3年程度で宅配の末端物流が自動運転化される可…

無料貸し出しでも返却率は95%以上。中国人自身が驚く、中国人の民度の改善ぶり

スマホ決済「アリペイ」が、4都市で商品を無料貸し出しを行う社会実験を行った。4年前の返却率は63%だったが、今回の実験では95%以上となり、中国人の信用に対する民度が劇的に改善されていると経済視野網が報じた。 無料貸し出し実験。返却率は95%以上…

ポケットにも入るワイヤレス洗濯機。キックスターターに登場

深圳のOmiSonicがキックスターターに、どんなものでも洗える超音波洗浄デバイスが話題になっている。バッテリー駆動、Bluetooth接続であるため、アウトドアや旅行にも持っていくことができ、その利便性からすでに9000個程度の予約が入っていると設計癖が報じ…

刑務所の中でもEC通販。指紋認証決済で翌日配送。社会復帰意識を持たせる効果が狙い

広東省広州市従化区にある広東省従化監獄で、受刑者のためのネット通販システムがスタートした。刑務官の業務負担を減らす他、受刑者に早期の社会復帰に対する意識を持たせる狙いもあると南方都市報が報じた。 刑務官の業務負担を減らし、社会復帰を促す刑務…

食料品はもう宅配が常識。競争が激化する新小売。鍵は「前置倉」vs「店倉合一」

アリババの新小売スーパー「フーマフレッシュ」が成功し、テンセント系の生鮮EC「毎日優鮮」も利用者を増やしている。もはや、食料品は宅配をしてもらうのが常識になりつつあり、競争が激化している。この競争の鍵となるのが「前置倉」「店倉合一」という2…

人工知能搭載の偵察衛星「吉林1号」が10機となり、本格運用が始まる

中国の偵察衛星「吉林1号」は人工知能を搭載し、船舶、航空機の映像を撮影するだけでなく、瞬時に識別まで行う。今回の打ち上げで衛星は10機となり、本格運用が始まったと大水が報じた。 航空機では水平線の影響で400km先までしか見通せない 中国の偵察衛星…

10年前に誘拐された子どもをテンセントの顔識別技術で発見。7人の子どもを親元に返すこと成功

10年前、3歳の時に誘拐された子どもの3歳時の写真と現在の写真が同一人物かどうかを判定する人工知能技術をテンセントが開発した。四川省公安では、この技術を使って、7人の子どもを親元に返すことに成功したと新華網が報じた。 10年前に誘拐された子ども…

成功するインフルエンサーは投稿時間も戦略的。統計でわかった週末午前9時のスイートスポット

卡思データは、中国版Tik Tok「抖音」(ドウイン)内のインフルエンサーが動画を公開している時間とその効果の関係を分析した「抖音ショートムービー公開時間報告」を公開した。これによると、ファン数300万以上のインフルエンサーは、他とは違う行動をして…

赤字のままでナスダック上場を果たしたラッキンコーヒーの秘密

中国で異常な勢いで成長し、スターバックス超えが現実的になっているカフェチェーン「ラッキンコーヒー」が、赤字のまま米ナスダック上場を果たした。赤字でも上場できたのは、モバイルオーダーを利用して、徹底して店舗運営コストを抑えたコスト構造にある…

小学校で人工知能の授業。次世代教育の柱は人工知能の理解

中国の小学校で、人工知能の授業を取り入れる試みが始まっている。中国教育部は各都市に「スマート教育モデル地区」を指定、実験校では人工知能の授業が展開されていると新京報網が報じた。 小学校で人工知能の授業を取り入れる試み 中国の小学校で、人工知…

Apple IDの不正アクセスが急増。フィッシングサイトから流出か

Apple IDに不正アクセスをされ、Appストアなどでゲームのアイテムなどが購入されるという事件が中国で起きている。その多くは、5月下旬に集中しており、アリペイとアップルの間で賠償責任の所在を巡って問題も起きていると華夏時報が報じた。 勝手にAppスト…

農民が発明した立体交差の構造が特許取得。通行量10倍の意外な発想

江蘇省徐州市の農民、伊江西さんが発明した立体交差の構造が話題を呼んでいる。交通信号はなく、通行量は数倍から10倍になる。すでに中国の特許も取得し、ネット民からは1日も早く実現してほしいと声が上がっていると車輪的生活が報じた。 バイパスとのイン…

ポイント還元をむしり取る「羊毛党」は、IT企業をも倒産させる

大量のスマートフォンを用意して、大量のポイント還元をむしり取るグレービジネス「羊毛党」が下火にならない。それどころか、IT企業は新規顧客獲得のために、ポイント優遇を大型化しているため、ますます羊毛党が暗躍することになっていると電商馬小雲が報…

エンジニアはつらいよ。ミーム動画で遊ぶエンジニアたち

ネット上では、誰がオリジナルの作者なのかもはやわからなくなっているミーム画像、ミームGIFが出回っている。エンジニアたちは、このようなミームを拡散するのが大好きで、知乎などのQ&Aサイトに、そのようなミームを集めたまとめ記事が投稿されることがあ…

京東、網易、アリクラウドなどが「豚の顔識別技術」開発の競争に。養豚業の痛点は「個体識別」

豚の顔識別テクノロジーの開発が激しい競争になっている。中国では2020年から死亡した豚の完全無害化処理が義務付けられるが、この際の個体識別を現在は保険会社の調査員が行なっている。これを顔識別技術を使って効率化できるかどうかが焦点になっていると…

旅行好きな大学生たちは、交通費をケチって、ホテルにお金を使う

95年以降生まれのZ世代は、インドア派であり、あまり旅行にいかない。ところが、同じZ世代でありながら、大学生は旅行好きだ。しかし、交通費は節約をし、その分、滞在先にお金を使うという面白い傾向がわかったと21世紀経済報道が報じた。 消費傾向ががらり…

ケンタッキー、スターバックス、カルフールの中年の危機。救うのは新小売テクノロジー(下)カルフール編

中国に進出した外資系企業の多くが、中年の危機に陥いり、伸び悩んでいる。これを打ち破るには、中国法人で決断ができる自律性と新小売テクノロジーを取り入れていくことが重要だと媒介360が報じた。 中年の危機を脱出するには新小売テクノロジー 中国に進出…

ケンタッキー、スターバックス、カルフールの中年の危機。救うのは新小売テクノロジー(中)スターバックス編

中国に進出した外資系企業の多くが、中年の危機に陥いり、伸び悩んでいる。これを打ち破るには、中国法人で決断ができる自律性と新小売テクノロジーを取り入れていくことが重要だと媒介360が報じた。 中年の危機を脱出するには新小売テクノロジー 中国に進出…

ケンタッキー、スターバックス、カルフールの中年の危機。救うのは新小売テクノロジー(上)ケンタッキー編

中国に進出した外資系企業の多くが、中年の危機に陥いり、伸び悩んでいる。これを打ち破るには、中国法人で決断ができる自律性と新小売テクノロジーを取り入れていくことが重要だと媒介360が報じた。 中年の危機を脱出するには新小売テクノロジー 中国に進出…

投資家たちの熱い視線を浴びるのは人工知能ではなく、ザリガニ3.0経済

中国でザリガニが3回目のブームとなっている。インフルエンサーが主導し、“インスタ映え”する食べ物と認識されているようだ。スタートアップが続々登場するだけでなく、既存ファストフードもザリガニメニューを出し始めたと投中網が報じた。 人工知能の3倍…

深圳市が人材獲得策として、所得税を大幅優遇。最高45%が15%に

深圳市が海外から優秀な人材を招き入れるために、個人所得税を一律15%に優遇する政策を発表した。中央政府が優遇策を考えるべきだという通知を出してから2ヶ月後、ファーウェイの創業者、任正非が「優遇策が必要」と発言をしてから4日後の発表というスピー…

中国人は1日にネットを5時間40分使う。牽引しているのはショートムービー

5月27日、第7回中国ネット視聴大会が開催され、その席上で中国ネット視聴協会は「2019中国ネット視聴発展研究報告」を公開した。これによると、2018年12月時点で、中国のスマホユーザーの1日の平均利用時間は、341.2分(5時間41.2分)にもなると四川新聞網…

アリペイが無料の給与振込サービスを開始。銀行業界に起きているナマズ効果

スマホ決済「アリペイ」が、企業向けに従業員への給与振込サービスを無料で始める。これを利用すると、従業員は銀行口座がなくても暮らしていけるようになるため、銀行に与える影響は小さくないと支付百科が報じた。 銀行を変えたジャック・マーの「アリペイ…

ヒット家電を連発する小米。雷軍CEOが教える「ヒットの5つのロジック」

スマートフォンで有名になった小米(シャオミー)が好調だ。家電製品に手を広げ、ヒットが生まれている。小米が設立したインキュベーターで、雷軍CEOはヒットには5つのロジックがあると教えていると爆款戦略が報じた。 家電がヒットしても「家電は斜陽」発…

アリババで最も有名なエンジニアは、タオバオを開発した神と呼ばれる蔡景現

アリババに「神」と呼ばれるエンジニアがいる。アリババのビジネスの発火点となった「タオバオ」のシステムをわずか1ヶ月でサービスインさせた蔡景現だ。彼は現在経営陣に入っているが、今でも1日の大半をコーディングに費やしていると阿里経験が報じた。 ア…

自動運転可能な水陸両用車「海トカゲ」。最長8カ月間の潜伏が可能

世界初の自動運転可能な水陸両用車が公開された。無人運転が可能だけでなく、最長8カ月間の「潜伏」が可能で、島嶼の防衛任務などに投入されると123軍事観察室が報じた。 自動運転可能な水陸両用車「海トカゲ」 世界で初めてとなる無人運転が可能な水陸両用…

美術展覧会に、マイクロソフトの人工知能が描いた絵画が出品

毎年5月と6月に北京市の中央美術学院で開催される「卒業展」に人工知能が描いた絵画が出展され話題になっていると中国新聞網が報じた。 歌って、話せて、絵もかける人工知能「小氷」 中央美術学院は、中国で最高峰の美術大学。その卒業展は、美術愛好者か…

ファーウェイCEOの持ち株比率はわずか1.4%。それでも統治できる仕組み

ファーウェイの任正非CEOの持ち株比率はわずか1.4%でしかない。それでもファーウェイの決定権を握っているのは、上場をせずに、LLCに近い会社形態をとっているからだと企業導師朱国輝が解説した。 ファーウェイの売上高は、アリババ+テンセントを超えている…

BAT時代が終わり、HAT時代が始まる。百度が凋落した理由

中国ではIT企業の「三巨頭」を表す言葉としてBATという言い方が使われる。百度(バイドゥ)、アリババ、テンセントの3社のことだ。しかし、最近メディアでは百度を外して、ファーウェイを入れたHATという言い方が使われるようになっていると蜡筆小新的窩が…