中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

取り残される高齢者。デジタルデバイドは永遠の社会課題

生活にスマホが浸透する中で、高齢者が取り残されている。スマホが使えない高齢者にとって、以前よりも暮らしづらくなってしまっていると北京晩報が報じた。 スマホを持たない人には暮らしづらい中国 中国の大都市では90%以上の街中決済が、アリペイ、WeCha…

ファーウェイP30 Proの50倍ズームがやばすぎると話題に

ファーウェイの最新機種P30 Proはトリプルレンズを採用し、50倍までのズームが可能。この50倍ズームがやばいと話題になり、ウェイボーなどのSNSに撮影した写真を投稿することが流行している。 50倍まで劣化なしに拡大するロスレス50倍ズーム ファーウェイが…

偽物iPhoneをアップルストアに修理依頼。1400万円を荒稼ぎ

2人の中国人留学生が、中国国内で大量の偽iPhoneを調達し、米国のアップルストアに持ち込み「起動できない」として、1500台の新品のiPhoneに交換をしてもらい、90万ドルを荒稼ぎしたと捜狐が報じた。 その場で交換してくれるアップルストア アップルストア…

高速道路の路肩走行違反車は、巡回ロボットが自動で取締り

上海から西安までを結ぶ全長1490kmの濾陝高速の六安北インターチェンジ付近に取締ロボットが登場した。このロボットはガードレール上を移動し、路側帯駐車、路側帯走行をする車両を発見すると市井茶客が報じた。 ガードレール上を走る取締ロボット この取締…

中国のプログラマーはなぜウインドブレーカーばかり着ているのか

中国のITエンジニア、プログラマーたちのウインドブレーカー着用率は飛び抜けて高く、よくネット民からからかわれるばかりでなく、プログラマー自身も自虐的に認める。なぜ、揃いも揃ってウインドブレーカーを着るのか。西二旗生活指北がその理由を解説して…

道路とバスターミナルに5G。スマート化される成都市の公共バス

成都市では、二環(第2環状高架道路)全線と金沙ターミナルに5G基地局を設置し、バスが5G通信を利用できるようにした。高精度の顔画像がやり取りできることになり、顔認証でバスに乗れる世界が実現すると期待されていると成都発布が報じた。 道路とバスター…

杭州市の渋滞を5位から57位までに改善した「都市ブレイン」が他都市展開へ

人工知能が交通信号の明滅時間を制御することで渋滞を解消する。杭州市で展開していたアリクラウドの「都市ブレイン」が大きな成果を上げ、クアラルンプールやマカオ、蘇州など国内外の10都市への横展開を始めていると都市快報が報じた。 交通信号を人工知能…

地下鉄も顔パス。地下鉄改札に3D顔認証を導入。進む脱QRコード

4月1日、山東省済南市の地下鉄1号線に顔認証改札が導入された。中国では初の顔認証決済で乗れる地下鉄になるとDOITが報じた。 3D顔認証技術を地下鉄改札に応用 顔認証ユニットには、深圳市のメーカー「オーベック」が開発した3D顔認識デバイスを採用。18000…

スマホ決済普及で、強盗事件数が半分以下に。一方で、詐欺被害額は増加中

スマホ決済が普及をし、現金を持たなくなる人が多くなったため、強盗事件が5年前の半分以下に減少したと超盟金服が報じた。しかし、一方で、スマホ決済を利用した詐欺事件被害額は急上昇している。 強盗事件は5年前の半分以下に アリペイ、WeChatペイなどの…

北京で始まっている無人運転車の一般道路走行試験。累計走行距離は15万km

北京市が「北京市自動運転車両道路実証実験2018年度報告」を公開した。北京市としては初めての自動運転実験の報告書になる。自動運転試験は、大方の予想通り、百度がリードしていることが明らかになったとDONewsが報じた。 無人運転の試験走行距離は累計15万…

ロケット宅配で、地球上どこでも1時間配送。アリババのエイプリルフールネタ

ECサイト「タオバオ」は、2022年からロケットによる配送を始めると発表した。発表日は2019年4月1日で、もちろんこれはエイプリルフールネタ。しかし、過去、アリババはエイプリルフールネタとして発表したテクノロジーを実現してきたと量子位が報じた。 2022…

世界初の地下鉄車内での5G通信。成都市は「5Gスマート都市」を目指す

成都市の地下鉄10号線で、5Gの設備工事が始まっている。世界で初めての5Gが利用できる地下鉄になると封面新聞が報じた。 世界で初めての地下鉄内5Gを目指す 成都市地下鉄10号線は、成都市内の太平園と成都国際空港(双流空港)を結ぶ10.9kmの地下鉄。2019年1…

低所得者、地方に照準を定めた第3のEC「拼多多」

第3のEC「拼多多」(ピンドォドォ)はなぜ価格が安いのか。そう問われた創業者の黄峥(ホアンジェン)CEOは、一言で「中間広告費がないから」とだけ答えた。これこそが拼多多の安さの秘密だと財経頭条が報じた。 それぞれに性格が異なる3つの中国EC 中国の…

斜めの方向が斜め上。倍近い車両が駐車できるリフト式駐車場

重慶の盛捷高科技が開発した、斜め駐車をすることで24台分のスペースに40台が駐車できる装置が話題になっている。斜め駐車といっても、その方向が斜め上。車を乗せたままリフトが28度から32度傾斜し、車間を詰めていく方式だと上游新聞が報じた。 人間は平面…

売れ始めたスマートスピーカー。取り残される電気専門街「中関村」

米国と中国で2018年末からスマートスピーカーが売れ始めている。しかし、一方で、電気専門街として有名な北京市の中関村では、スマートスピーカーがほとんど売れていない。ここに中関村の課題が見えると鈦媒体が報じた。 再び売れ始めたスマートスピーカー …

迷惑電話には人工知能が応対。狙いは悪徳業者の業務不効率化

アリババ人工知能実験室は、迷惑電話に応答する音声チャットボットを開発した。迷惑電話にあたかも人間のように応対するもので、悪徳業者の業務効率を低下させることで、迷惑電話を減少させようとする狙いがあると雷峰網が報じた。 世界中で問題になっている…

ブロックチェーン電子領収書。深圳地下鉄も対応へ

深圳市で、ブロックチェーン技術を使った電子レシート、電子領収書が広がっている。その電子領収書が深圳地下鉄にまで対応して、ビジネスパーソンから歓迎されていると移動支付網が報じた。 経費申請に必要な電子領収書をスマホに送信 深圳市の街中消費では…

外売アプリが会話を盗聴して、飲食店をオススメ?記者が実験してみた

出前を注文できる外売サービス。このアプリが、利用者の会話を盗聴して、お薦めの飲食店をリコメンドしているのではないかという疑いが起きている。IT時報の記者が3ヶ月に渡り実験をしてみた。 会話に出た料理がおすすめされる外売アプリ 外売は、スマホから…

外売が乱発する割引クーポンの設定ロジックはこうなっている

中国の外売(出前サービス)では、割引クーポンを発行するのが当たり前になっている。その多くは満◯減◯(◯元以上買うと、◯元割引)というものだ。この設定戦略はどのようにすべきか。外売咖が解説した。 割引クーポンのお得感が外売人気を支えている 日本の…