中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ついに猫までシェアリング。シェア猫アプリが大人気

中国でペットと言えば、圧倒的に犬が人気だったが、ここへ来て、猫好きの人が目立つようになった。自由で気ままな猫と遊ぶことによって、癒されるのだという。町猫と遊ぶことができるシェア猫アプリがいくつも登場して話題になっている。 意外に大切にされて…

ATMで現金化が可能に。白熱するスマホ決済vs銀行

甘粛省蘭州市の都市銀行である蘭州銀行が、アリペイ、WeChatペイなどの残高を銀行ATMですぐに現金化できるサービスを始めたと品玩が報じた。銀行がこのような現金化サービスを提供するのは初めてのことだという。 スマホ決済の残高を即現金化できるサービス …

出前に命をかける男たち。危険の報酬はたったの8元

中国では、「外売」と呼ばれる出前が急速に売り上げを伸ばしている。自宅や会社だけでなく、スマホのGPS情報を使って、どこにでも届けてくれるという便利なサービスだ。しかし、競争が熾烈になり、少しでも早く届けるために、配達員の交通事故が跡を絶たない…

中国各地で流行し始めたシェアショベルカー。子どもたちに大人気

中国各地で、子ども用ショベルカーが思わぬヒットになっている。スマホ決済で40元(約670円)を支払うと5分間遊べるというもので、遊具としての価格は高いが、子どもたちが行列をするほどの人気になっていると匯租平台が報じた。 中国の子どもたちが大好き…

スマホ決済はもう古い。顔パス決済で食事ができるケンタッキーレストラン

浙江省杭州市でケンタッキーフライドチキンがKProという名称のレストランの営業を始めた。KProでは顔認識による決済が可能になり、財布もスマホも不要だ。杭州市は顔認識などの生体認証を推進している市で、この顔認証決済は、他の店舗にも広がって行くこと…

パスワードの要らない優しい世界。始まる

中国でほとんどの人が使っているメッセージアプリ「WeChat」。このWeChatのログインに声紋パスワードが採用された。パスワードを覚えておく必要がなくなるという画期的なものだ。使い方がさまざまなヘルプサイトで紹介されている。 まったく進化をしていない…

夢の超特急は時速4000km。北京・上海1400kmがわずか20分

中国航天科工集団は、最高時速1000kmの高速飛行列車の研究開発プロジェクトをスタートさせた。中国の技術の粋を集めて、さらに高速化を図り、時速4000kmを目指すと央視新聞が報じた。 北京と上海を20分で結ぶ夢の超特急プロジェクト 現在、中国版新幹線「高…

農村のユーチューバー、半年で8万元を稼ぐ

四川省の農民が、農村の生活を動画中継して、半年間で8万元(約134万円)を稼いだとして話題になっている。特別なことをしているわけではなく、誠実に農村の生活を紹介している動画に、多くの人が心を打たれ、すでに10万人のファンを獲得している。動画を制…

キーボードはもういらない?音声入力の時代がやってきた

中国大手調査会社「易観」が、「中国携帯入力市場分析2017百度編」を公開した。目を引くのは、音声入力を主に使う人が18.85%に増加したことだ。キーボード入力、手書き入力の時代は終わり、中国では音声入力が主流になっていく可能性が出てきた。 日本ではな…

中国の高速道路はETCからスマホ決済ITCに転換

中国の高速道路はETCの普及の途上にあり、内陸部では有人のみの料金所もまだ多い。ところが、ETCではなく、ITC(Internet Toll Collection)の導入がもう始まってしまった。次世代ETCという位置付けで、今後ITCの導入を進めていく予定だと済魯晩報が報じた。…

無人コンビニの次は、無人販売機。止まらない中国の雨後の筍スタートアップ

中国では、無人コンビニ、無人スーパーが続々と開店している。投資資金が集めやすいジャンルだからであり、中には計画倒れになりそうなスタートアップもある。無人コンビニが過当競争となったと見るや、今度は無人販売機のスタートアップが続いている。無人…

サドルの下からお金がざっくざく。現金の存在感が増す無現金都市

自転車ライドシェア大手のofoが、面白いキャンペーンを行った。自転車のサドルの裏に1元硬貨を入れておくというものだ。この硬貨を発見した人は、ofoの自転車が1元で1ヶ月使い放題になる。つまり、無料で1ヶ月使えるというものだ。しかし、硬貨だけを集める…

シェアリング鉄塔でスマート都市を構築

中国でも携帯電話のキャリアは、大手だけでも3社あり、それぞれが別々に携帯電話インフラを構築している。しかし、江蘇省では、携帯電話基地局を3社が共有し、共有率が80%に達したと竜虎網が報じた。 携帯基地局鉄塔のシェアリングが進む中国 中国でも、…

ECサイトの統計からわかった中国人の性生活

中国でインターネットが普及して変わったことはいくつもあるが、そのひとつが、市民がアダルトグッズを購入するようになったことだ。今年の避妊具の売り上げは150億元(約2500億円)に達すると見込まれている。中国のアダルトグッズ市場は、どのようになって…

武警も採用した“トランスフォーマー”油圧ショベルカー、変身の実力

中国には、「働くクルマ」好きの人の間で有名な油圧ショベルカーがある。徐工集団が開発したET110で、その見た目から「スパイダーマン」「トランスフォーマー」などという愛称がつけられている。そのショベルカーを武警が採用したことが話題になっていると徐…

アニメ制作のビジネスモデルを変えた「食神魂」

中国で、ネットで無料で視聴できるグルメアニメ「食神魂」が、累計再生回数1.2億回というヒットになっている。内容についても話題になっているが、もうひとつの大きな話題が「どうやってマネタイズしているの?」というもの。「アニメを作り続けたい」という…

80人乗りの無人運転バス。公道試験が始まる

湖南省株洲市の公道で、無人運転バスの公開走行が行われた。全長12mの大型バスで、80人の乗客を乗せることができる。最高速度は時速40kmで走行し、車線変更、追い越しなどの試験も行われた。都市交通や観光路線に応用されると澎湃新聞が報じた。 大型バスの…

交通違反が1回チャラになる優待券の配布を始めた広州市警察

中国のお役所は、日本と違って意外と融通が効く。各警察では、スマホアプリを開発し、市民に親しんでもらおうと必死だ。広州市警察が警察のスマートフォンアプリを普及させるため、なんと「交通違反が1回チャラになる優待」を始めた。さすがにそれはやりす…

嫌われる「4」。枯渇する中国の携帯電話番号

中国の携帯電話番号の割り当てが枯渇しようとしている。桁数を増やすことも検討されているが、それには携帯電話網の大掛かりな改修が必要となり、莫大な資金が必要となる。一方で、中国人が4という数字を嫌う習慣があるため、4を含む携帯電話番号が死蔵さ…

街の中を走る“低速”リニアモーターカー

中国上海市で、次世代リニアモーターカーの試験走行が始まっている。このリニアは時速120kmという”低速”で走行する。次世代リニアは「低速」が最大の特徴なのだという。早ければ1年後には、路線建設に着手すると新華社大連が報じた。 リニア先進国が手がけ…

ぜんぜんWellじゃなかった無人コンビニ体験「Well Go」

中国では、無人コンビニの開業が相次いでいる。今、最も投資資金の集まりやすい分野であるため、先行者利益を狙って、「とにかく開業してしまえばなんとかなる」という空気があるからだ。しかし、中には問題が多い無人コンビニもあると移動支付網が報じた。 …