2017-01-01から1年間の記事一覧
中国では、ECサイト「京東」と宅配企業「順豊」が、協働して、ドローンによる無人宅配システムに転換していくことを表明した。日本人にとって、ドローンによる宅配というのはやや突飛すぎる印象を持ってしまうかもしれない。しかし、中国宅配の厳しい現実を…
中国のテック好きの人々に衝撃をもたらしたアリババの無人スーパー。あるいは無人コンビニBingoboxと、中国では今、無人スーパー、無人コンビニのスタートアップが続々と生まれている。アリババの無人スーパーにTakeGo技術を提供した深蘭科技も、独自に無人…
2017年8月8日午後9時18分。マグニチュード7.0の九寨溝地震が発生し、25人の死者と525人の負傷者がでた。ところが、この九寨溝地震を71秒に予知をし、各市に警報を発していたベンチャーがあった。この成都高新減災研究所は、過去38回の地震で、事前警報を発す…
どの国の男性でも大好きなのが「美しすぎる◯◯ランキング」。雑誌を見ても「美しすぎる女性アスリート」「美しすぎる女性秘書」「美しすぎる女性広報」などの特集記事が毎月のようにある。それは中国でも同じ。ある中国人エンジニアが投稿した「美しすぎる女…
現在「レジなし」を実現できているのは、Amazon Go(ただし本社内の試験営業)とアリババ無人販売所(杭州市で開業)、深蘭科技のTakeGo(上海市で開業)などだ。いずれもそれなりの規模のITシステムが必要となる。ところが、普通のスーパーでもすぐに「レジ…
台湾台北市で、無人運転バスの走行試験が始まっている。公道を利用し、抽選で選ばれた一般乗客を乗せるという実戦的なもので、トラブルはなく、試験は成功だった。さらなる試験運行を重ね、年内にはすべての試験を完了し、早ければ来年にも営業運行する計画…
昨年から中国でのアップルブランドの凋落が激しい。売上も、北米では復調し、世界全体でも堅調に推移しているのに、中国地域の落ち込みだけが目立つ。なぜ、中国ではアップル製品が売れなくなっているのか。新浪科技を始めとした各メディアがその理由を分析…
中国では無人コンビニ、無人スーパーの開設が相次いでいる。無人店舗の場合、いかに万引きなどの悪意を排除するかが運営の鍵になる。しかし、重慶に開設された一七閃店は、出店を半公共空間に限定することで、防犯コストをかけずに、無人店舗ビジネスを軌道…
日本でも宅配業務が限界に達していると問題になっているが、中国はすでに限界値を突破してさまざまな問題が発生している。ECサイト大手「京東」と宅配大手「順豊」は、協働して、無人宅配時代への転換を図るという宣言をしたと亜洲週刊雑誌が報じた。 世界の…
街頭に、数百枚の硬貨を入れた箱が置かれる謎の現象が、中国各地に飛び火をし、少なくとも数十の街で硬貨の箱が出現して、話題になっている。「必要な方は自由にお持ちください」と書いてあることから、「シェアリング硬貨だ」という声も上がっていると大連…
北京で、「書香門」(シューシャンメン)という書店が話題になっている。会員制書店で、テーブルやソファがあり、店内では本を読み放題。気に入った本は買うことができる。さらに、コーヒーなどの飲み物も販売されているだけでなく、本格的な海老料理やアワ…
アリペイ、WeChatペイの登場で、あっという間に中国の電子決済の主流になったQRコード方式。デビットカードで一時は主役になった銀聯カードは急速にシェアを落としているが、ここにきて、銀聯もQRコード方式のスマホ決済に対応して巻き返しを狙っている。ス…
中国ApplePayが5億円を投じた夏の大キャンペーンは、期間中は盛況だったものの、終わってみたら、ApplePay利用者増加にほとんど寄与していない大失敗だったのではないかと、北京商報、鳳凰科技など複数のメディアが報じた。 半額、ポイント50倍のアップルぶ…
雲南省麗江市は、街中を清らかな運河が流れる美しい街だ。少数民族が多く、トンパ文字の発祥地でもある。その小さな街のバスも、スマホ決済に対応を始めた。その理由は、偽札、偽硬貨の分別に大きな手間がかかっているからだと麗江網が報じた。 ▲世界で最も…
中国で急激に進展するスマホ決済。大都市ではスマホ決済に対応していない店舗、サービスを探す方が難しくなっている。露天のスイカ売りですら、QRコードを印刷した紙をぶら下げ、スマホ決済に対応している。中国の市場調査会社iResearchが、中国が世界で最初…
上海のショッピングモールにダンナ休憩カプセルが登場して話題を呼んでいる。高速鉄道のグリーン車のシートを使い、Wi-Fiも完備し、ゲーム機も用意されている。スタートアップ「等爾吧」が試験運用したものだが、今後、広く展開できるのかどうか注目されてい…
中国各都市に設置され始めた交通監視システムが大きな議論になっている。歩行者信号を無視して横断した歩行者の写真を撮影し、顔認識により、名前、住所、勤務先を特定する。監視が厳しい中国社会であっても、さすがにプライバシーの侵害ではないかと大きな…
中国で市民に最も身近な都市交通であるバスの乗車賃は、以前から交通カード(NFC)による支払いが進んでいた。しかし、中国交通部(日本の国土交通省に相当)は、QRコード支払いを推進することに方針を転換し、すでに多くの都市で、スマートフォンのQRコード…
中国のスマホ決済、アリペイとWeChatペイは、中国国内の大都市をほぼ網羅した。次に狙うのは海外進出だが、どのような戦略を持っているのだろうか。中国産スマホ決済がいよいよ本格的に海外進出を始めたと科技日報が報じた。 中国人観光客とともに海外進出す…
大手ECサイト企業、アリババと京東商城は、それぞれに農村地区に実店舗を出店する大規模な計画を進めている。しかし、利用率が上がらず、その計画に支障が出かねない状況になっていると、今日頭条が報じた。 ▲農村で見かける農村タオバオの広告。改革開放以…
中国では自転車ライドシェアの起業が盛んだ。複数都市に展開をするライドシェアサービスだけでも20社近くがひしめき、競争は熾烈になっている。その中で、確固たる地位を築いたのが、ofoとMobikeの2強だ。一方で、わずか200人の企業で、100都市、200万台を…
アップルのApp Storeガイドライン改定により誕生した“アップル税”に、中国大手IT企業テンセントが猛反発をしていたが、最終的にアップル側が折れ、アップル税は廃止になったと澎湃新聞が伝えた。 大反発を受けた“アップル税” アンドロイドアプリと異なり、iO…
深圳市の華強北(ホワチャンベイ)と言えば、電子製品の卸市場街として世界的に有名で、ガジェット好きの人が深圳に行けば、必ず訪れるという地域。しかし、時代は変わり、華強北の商城にも空き店舗が目立つようになり、空き店舗率が40%に達している商城も…
浙江省杭州市と言えば、中国を代表する古都。その古い街で、顔認識技術を応用した本人認証サービスが多方面で始まっている。古今東西の文人墨客が愛した西湖を抱える古都が、未来都市に生まれ変わろうとしている。都市快報の記者が取材した。 顔パスで、ホテ…
台湾のスマホ決済の種類が多すぎて、便利なのか不便なのかわからない状態になってきている。それでも、商店主はすべての決済方法に対応しようと努力を続けていると東森新聞が報じた。 台湾では国内系決済方式だけでも10種類以上 台湾では、そもそも国内系の…
米タイムズ誌で、2010年に「世界で最も優れた50の発明」に選ばれた「巴鉄」(バーティエ)が、その後、順調に資金を集め、昨年には河北省秦皇島市で試験路線の建設が始まり、第1号車両も公開された。しかし、一転して、技術を衣にした詐欺事件であることが…
アリババのジャック・マー会長が、以前から「無人スーパーを開業する」と公言していたが、中国ネットワーカーからは「ホラ吹き」とまで言われるほど実現が疑問視されていた。しかし、7月8日、浙江省杭州市の杭州博覧センター内に「アリババ無人販売店」=無…
Amazon GoなどのICT技術を使った無人店舗が話題を呼んでいるが、中国ではすでにBingoboxが10店舗を運営し、今後1年で5億元(約83億円)を投じて、5000店舗を開設する予定だと澎湃新聞が報じた。 ▲Bingoboxの外観。ガラス張りで、開放的な店舗デザイン。コ…
北京、上海、成都で睡眠カプセルが登場して話題になっていると、捜狐が報じた。日本のカプセルホテルにそっくりだが、違いは無人でスマホで利用する点。空港や娯楽施設の空きスペースに置くことができ、今後拡大するのではないかと期待されている。 ▲広さは…
7月18日から24日までの1週間、中国ApplePayが指定した店舗での購入を50%割引、登録した銀行カードに付与されるポイントを50倍にするなどの大キャンペーンを実施すると、愛范児など複数のメディアが伝えた。中国ネットワーカーの間では「Appleがぶっ壊れた…