中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「SNS映え」する網紅食品は、あだ花か、それとも長期トレンドか

中国で若者向けのスイーツ、ドリンクを中心に「SNS映え」する網紅食品が人気になっている。これは一時の流行だろうか、それとも長期トレンドとなるのだろうか。SNSによる拡散は、断片化されたブルーオーシャン市場を発見するツールであると人人都是産品経理…

夏の北京は、夜10時から12時までがゴールデンタイム。成長する深夜経済

北京が夏の間、「夜北京」政策を行った。モールやスーパーが夜10時以降、セールを行い、周辺の公共交通も運行時間を延長するというものだ。北京の夏は暑く、昼間の消費は低迷する。それを補うための施策だとINSIGHT商業観察が報じた。 夜10時以降にセールを…

アフリカだけで売れている中国携帯メーカー「伝音」

アフリカの携帯電話市場の70%以上のシェアを持っているのはTranssion。これは中国携帯電話メーカー「伝音」のグローバル名だ。伝音は中国やアジア市場では販売をせず、アフリカ市場に特化して成功した。その要因は、徹底したアフリカ仕様を研究したことだと…

台湾から中国への人材流出が止まらない。理由は高報酬、高待遇、やりがい。

台湾から中国へのエンジニア人材流出が止まらない。すでに台湾人の9%が中国を生活拠点にしているという。流出の理由は高報酬、高待遇だけでなく、成長空間が広大な産業構造により、やりがいを感じながら働けるからだと聯合新聞網が報じた。 台湾のシリコン…

朝食専門のフーマピックアンドゴー。狙いはフーマユーザーの拡大

上海地下鉄の世博会博物館駅地下街にフーマピックアンドゴーが開店した。事前に専用アプリで注文をしておき、店頭でQRコードをかざして保温ロッカーから受け取るというものだ。朝の忙しい時間帯に、並ぶ必要がなく、温かい朝食が食べらると人気になっている…

顔認証決済にも美顔効果。つけてみたら、利用率が跳ねた!

アリペイが推進している顔認証決済に思わぬ死角があった。女性を中心に「表示される自分の顔が美しくない」という不満の声が出たのだ。アリペイは、素早く反応し、1週間で美顔機能を追加実装したと移動支付網が報じた。 コンビニ、スーパーから始まっている…

なぜ中国のセブンイレブンは店舗数が増えないのか。その4つの理由

日本では交差点のこちら側と向こう側にすら出店しているセブンイレブン。中国でもセブンイレブンは出店しているものの、店舗数は多くない。上海ではファミリーマート2000店に対して、セブンイレブンは115店舗でしかない。店舗数ランキングでは10位に甘んじて…

「アリペイ」「WeChatペイ」「銀聯」のスマホ決済10年史(下)

中国には267種類ものスマホ決済が存在し、日本以上に乱立をしている。しかし、現在主流となっているのは「アリペイ」「WeChatペイ」「銀聯」の3つに絞られている。それはこの3サービスが激しい競争をして、消費者を惹きつける施策を矢継ぎ早に行っていった…

「アリペイ」「WeChatペイ」「銀聯」のスマホ決済10年史(上)

中国には267種類ものスマホ決済が存在し、日本以上に乱立をしている。しかし、現在主流となっているのは「アリペイ」「WeChatペイ」「銀聯」の3つに絞られている。それはこの3サービスが激しい競争をして、消費者を惹きつける施策を矢継ぎ早に行っていった…

シェア0.4%しか取れていない銀聯の逆襲が始まる。鍵はNFC搭載スマホ

キャッシュレス決済「アリペイ」「WeChatペイ」が主流の決済手段となる一方で、以前あれだけ多くの人が使っていた銀聯カードの存在感が失われている。スマホ決済ではシェア0.4%しか取れていない。しかし、NFC搭載スマホが普及をしたところで、銀聯の逆襲が始…

商品CMはもはやTik Tokが常識。Tik Tokから火がついた5つの商品

Tik Tokの本家「抖音」は、もはやショートムービーのプラットフォームになっている。最近目立つのが新商品のプロモーション映像だ。商品の説明というよりも、実際に使ってみる映像が多く、「使ってみたくなる」欲が刺激される。抖音がきっかけになってヒット…

深夜に賑わう飲食店。地方政府も注目し始めた「夜間経済」

外売(フードデリバリー)が普及をしたことで、深夜に食事を取る人が増えていき、その人たちが深夜営業をしている飲食店に出かけるようになっている。深夜に食事をする習慣が生まれ、夜間経済として地方都市も注目するようになっていると蘭州晩報が報じた。 …

5G普及により自動運転バスの試験運行、営業運行が続々と始まる

大容量だけでなく、遅延が少ない5G通信の特性を活かして、L4自動運転バスの運行が本格化している。各地で試験運行が行われているが、その多くが乗客を乗せたもので、安全性確認後、営業運行に移行することを見据えたものになっていると深圳新聞網が報じた。 …

話題の新小売スーパー・生鮮ECを使って比べてみた

中国の都市部では、毎日買う生鮮食料品は、買い物に行くものではなく、自宅に配送してもらうものになりつつある。新小売スーパー、生鮮ECの他、既存スーパーも宅配に力を入れているからだ。しかし、誰もが気になるのが野菜などの鮮度や品質。天下網商が4つ…

フーマフレッシュがアリババ内で独立事業体に。侯毅総裁の「アリババらしくない」キャラクター

2019年6月18日、アリババのダニエル・チャンCEOは、新小売スーパー「盒馬鮮生」(フーマフレッシュ)を、独立事業体に格上げをすると発表した。総裁には、フーマフレッシュを立ち上げた侯毅(ホウ・イ)氏が就任する。フーマフレッシュは、今後事業を拡大さ…

アリババの27歳のエンジニア。履いていたスニーカーのせいでフラれる

アリババの27歳のエンジニアがフラれた時のWeChatの会話が拡散して話題になっている。子どもっぽいデザインのスニーカーを履いていることが原因だったというのだ。名指しされたメーカーも悪ノリして、フェイクのポスターを公開するなど話題が広がっていると…

無印良品そっくりの中国雑貨チェーン「メイソウ」が上場準備に。しかし、前途は多難

日本のダイソー、無印良品、ユニクロのテイストを取り入れた中国の雑貨チェーン「メイソウ」が米国と香港で上場する準備を進めている。しかし、知的財産関連の裁判を多数抱え、その前途は多難だと全天候科技が報じた。 日本雑貨だと勘違いさせる「メイソウ」…

中国でも始まったゴミの分別回収。代行サービスや人工知能の活用も

上海市で7月からゴミの分別回収が始まっている。市民はいろいろと戸惑いがあるようだ。そこにウーラマはゴミの分別代行サービスを始め、アリペイは写真を撮るだけで人工知能がゴミの種類を教えてくれる機能を公開したと新民晩報が報じた。 上海でいよいよ始…

自動でフタが開き、自動でゴミ袋をセットしてくれる小米のスマートゴミ箱が話題

小米(シャオミー)が発売したスマートゴミ箱が話題になっている。人を感知して自動的にフタが開くだけでなく、ゴミ袋を自動密閉、セットまでしてくれる。セール時には299元で販売されることもあり、買う価値があると資訊超人が紹介している。 家電製品を「…