2018-01-01から1年間の記事一覧
中国の宅配便配達員は、荷物を届ける前に、届け先に電話をして、在宅かどうか、宅配ボックスに入れるかどうかなどを確認する習慣がある。しかし、この電話をかける作業は大きな負担になる。そこで菜鳥科技は、AI会話アシスタントを開発し、宅配便配達員の電…
中国のコンビニの閉店が増えている。あれだけ話題になった無人コンビニは現在ほとんど話題に登らない。さらに、ECサイト「京東」が鳴り物入りで全国展開したIT技術を駆使したコンビニ「京東便利店」も撤退モードに入り、国内系の「隣家便利店」も店舗を整理…
北京市工商連は、北京市の企業ランキングである「2018北京民営企業トップ100」を公開した。これによると、携帯電話、家電メーカーの小米(シャオミー)が初めて百度(バイドゥ)を抜き、5位にランキングされ、BATの時代が終わり、ATMの時代になるとインター…
11月11日の独身の日セールを控えて、ECサイトを運営するアリババ、京東などでは臨戦態勢に入っている。関係するエンジニアはもう家には帰れない。徹夜続きで、廊下には無数のテントが並び、その中で仮眠をとる。その状況を、インターンとしてアリババにきて…
中国の「最後の1km」の移動を変えたシェアリング自転車。そのパイオニアであるofoが経営難に直面している。しかし、企業として死んだわけではない。資金援助の申し出はいくつもあるが、戴威CEOがそれを頑なに拒んでいるのだ。その理由は、経営権が失われて、…
中国と言えば「パクリ」という言葉に代表される知的財産の無断使用のイメージが強い。国際社会からはたびたび非難されている中国が抱える問題のひとつでもある。しかし、スマホゲームの世界では、「海外からのパクリ」の時代は終わり、「国内からパクられる…
上海市で開催されていた世界人工知能大会と第20回工業博覧会の席上で、上海市科学委員会が支援をし、同済大学新エネルギー車センタースマートカー研究所、同済汽車設計研究院が共同で、自動運転の道路清掃車を4輌開発し、来年の1月から上海市の街頭で実際の…
中国スターバックスが、アリババと提携し、アリババの新小売スーパー「盒馬鮮生」(フーマフレッシュ)の宅配システムを使って、30分配送を杭州市で始めた。スタバは、新興の国内系カフェ「ラッキンコーヒー」やミルクティーブーム、コンビニコーヒーなどに…
スマホの地図アプリとして広く使われている高徳地図には、車載版がある。ベースに仕組みは同じだが、純正ナビ、後付けナビなどに内蔵され、スマホアプリの高徳地図と連動して使うこともできる。この車載版高徳地図にARナビゲーションの機能が追加された。実…
中国のシェアリング経済関連の投資が止まっている。シェアリング自転車などは、事業としては定着をし、維持ができているが、爆発的な成長はもはや望むことができず、投資としての旨味がなくなっているからだ。しかし、小規模ながら、シェアリング雨傘だけは…
いろいろな問題を抱えながらも6%台の経済成長を続ける中国。10年前、20年前と比べれば市民の暮らしぶりは明らかに豊かになっている。しかし、一方で、ホワイトカラーの90%が焦燥感に悩まされるという調査結果もあり、さらには隠れ貧困と呼ばれる層が出現し…
習近平国家主席がお忍びで食べにきたことで有名になった老舗の包子店「慶豊包子舗」が、北京の副都心「雄安新区」に新しい店舗を開いた。この店舗が、スマホ決済を利用したスマート店舗となり、話題になっていると北京日報が報じた。 若年層への浸透が課題の…
携帯電話メーカーで、中国のアップルとも呼ばれ、熱狂的なファンを持つシャオミーが、本社を北京から武漢に移転するのではないかという噂が駆け巡っている。シャオミーだけでなく、ファーウェイやZTEも大都市から地方都市への移転をしている。大都市からIT企…
既存スーパーを駆逐する勢いのアリババの新小売スーパー「盒馬鮮生」(フーマフレッシュ)。この分野でもアリババの強さが光るが、アリババに対峙するIT企業「テンセント」、ECサイト「京東」、国内系スーパー「永輝」が出資関係、提携関係を深め、テンセン…
ECサイト「京東」(ジンドン)の物流を担当する京東物流は、物流センターの仕分けラインにリニアモーター駆動のコンベアを導入した。その目的は、仕分け効率アップもあるが、中国独特の問題として包装素材の節約という目的があると中関村オンラインが報じた…
10月1日からまるまる1週間休みとなる国慶節休暇。中国人はどのように過ごすのか。WeChatが行動データをまとめてみると、約2100万人が自宅内で過ごし、1200万人が1日100歩も歩かない日があった「百歩青年」だと観察者網が報じた。 のべ7億人が旅行に。自宅…
2007年1月に米国でiPhoneが発売されて10年余り。その歴史の中で、さまざまなデザインが登場してはい消えていった。娴滴粑粑数碼科技が、7つの失敗デザインを挙げている。 スマホ7つの失敗デザイン スマートフォンが登場して10年余り。その間、さまざまなデ…
国慶節の大型連休が終わり、各スマホ決済「アリペイ」「WeChatペイ」「QuickPass(銀聯)」が、国慶節期間での海外での利用状況をまとめて発表している。その発表内容はそれぞれの特色があると新零售支付が報じた。 海外旅行をする人も多い国慶節の大型連休 …
アリババがアリババグローバル数学コンテストを開催している。優勝賞金は2万ドル(約220万円)。さらに、冬休みに2週間の数学特別セミナーに参加できる権利が与えられる。 すべてがネットで行われる数学コンテスト アリババの数学コンテストは、参加資格に…
IoTの本格活用時代が始まっているが、問題は無数に設置されるIoT機器にどうやって電力とネット接続を供給するかだ。そこで、低電力で広範囲に無線ネットワークを提供するLoRaが注目されている。アリクラウドでは、このLoRaを飛行船から提供して、700平方キロ…
旅行情報サイト「馬蜂窩」は、2018年上半期に海外へ自由旅行をした旅行者へのアンケート結果をまとめた「2018中国出国自由旅行ビッグデータ報告」を公開した。これによると日本旅行の人気は相変わらず高いものの、交通と食事に課題があることが見て取れる。 …
2016年のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で展示された億航(イーハン)の一人乗り無人操縦ドローンEhang 184の友人飛行回数が1000回を超え、実用化の目処がついたと繍夢軍武が報じた。 自動操縦で飛行する一人乗りドローン Ehang 184は、一…
9月19日、杭州市の西湖区雲棲で開催されたアリババの開発者会議で、2年間に渡って杭州市で試験運用をしていた「ET都市ブレイン」を本格始動することが発表された。ET都市ブレインは、交通信号を人工知能で制御することにより、交通流量を円滑にし、渋滞の解…
来年9月で引退することを表明したアリババのジャック・マー会長。杭州という地方都市で、なにもないところから今日のアリババを築いた。近年の中国では英雄の一人に数えられ、特に若い世代に対する影響力が大きい。 そのジャック・マー会長の「50の名言」が…
来年9月で引退することを表明したアリババのジャック・マー会長。杭州という地方都市で、なにもないところから今日のアリババを築いた。近年の中国では英雄の一人に数えられ、特に若い世代に対する影響力が大きい。 そのジャック・マー会長の「50の名言」が…
カーシェアリングビジネスの凋落ぶりの報道が続いている。ライドシェアの中国版ウーバー「滴滴出行」でも、女性客が暴行事件に巻き込まれるなどの事件が続いている。中国は、IT技術をいち早く投入して、社会実験をしながらビジネスとして確立することを得意…
アリババが提唱している新小売戦略。実体店と宅配ECを巧妙に組み合わせた「盒馬鮮生」(フーマフレッシュ)が好調だ。他企業も同様の新小売業態に参入しているものの苦戦をしている。その中で、街の果物屋さんとして知られる「百果園」が新小売戦略に成功し…
中国では無人駐車場が増えている。開閉式ゲートのところに監視カメラが設置され、入庫しようとする車のナンバーを読み取る。これでゲートを開け、スマホ決済をする。しかし、スマホで撮影した他人の車のナンバーを見せて、ゲートを開けるというハッキング手…
EVシフトが始まっている中国で、カーシェアリングサービスが次々と起業しているが、早くも倒産やサービス停止をする企業が現れ、淘汰整理の時期が始まったのではないか。カーシェアリング企業は3つの課題を抱えていると億欧網が報じた。 淘汰整理が進んだシ…
キャッシュレス決済をするには、消費者、商店ともにネット環境が必要になる。しかし、バスの乗車賃決済などの場合、場所によってはネット接続ができないこともありえる。このようなオフライン状況でも、アリペイには「オフライン決済」機能がある。その仕組…