中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

深圳に登場した「無人」パーキングメーター

深圳に無人のパーキングメーターが登場して話題を呼んでいる。設備は監視カメラのみで、人工知能がナンバーを読み取り、スマホ決済の確認をする。利用者は停めて、手元でナンバーによってスマホ決済をするだけ。各地行政の視察が相次いでいると光明網が報じ…

アジア大会で存在感を示す中国企業

インドネシアのジャカルタとパレンバンで開催されたアジア大会2018。中国が289個のメダルを獲得し、圧倒的な存在感を放った。しかし、中国が存在感を見せたのは、競技だけでなく、大会を支えるインフラや用具を納入する中国企業もだったと千島日報が報じた。…

早くも出現した「シェアカーの墓場」

自動車メーカーに一定割合のEV(電気自動車)の製造と販売を義務付けるという強引な方法でEVシフトを進める中国。すでに各都市でEVカーシェアリングサービスが始まっている。しかし、すでに故障した自動車が捨てられる「シェアカーの墓場」が出現したと話題…

自分でエレベーターに乗り、電話で知らせてくれる出前ロボット登場

上海市のオフィスビルで、自分でエレベーターに乗り、電話をかけて配達を知らせてくれる出前ロボットが登場して話題になっている。セキュリティを重視するオフィスビルでは、出前の配達員を自由に出入りさせたくない。そういうオフィスビルでの導入が進んで…

新手のQRコード決済ハッキング。肩越しにスキャン

中国で普及をし、そして日本でも普及し始めたスマホQRコード決済。しかし、新手の、しかも簡単なハッキング手法がニュース番組で報道され話題になっていると広州日報が報じた。 レジに並んだだけで999元が消えてなくなる 8月26日に陝西衛星テレビの報道番組…

乗車地点までARナビをしてくれる滴滴出行アプリ

AR(拡張現実)は毎日のように話題になるが、身近なところでの活用法というのはなかなか登場しない。その中で、ライドシェア滴滴出行(ディーディー)が乗車地点までをARでガイドするといううまい活用法をアプリに搭載したと遇見人工智能が報じた。 話題には…

ビッグデータを活用して、バス路線の最適化を始めた杭州市

浙江省杭州市は、ビッグデータを活用して、バス路線を最適化する事業に着手し、その最初の路線の運行が始まった。データ分析をしてみると、従来のバス路線設計の常識とはまったく違った結果も生まれている。今後、杭州市のバス路線は、ビッグデータを活用し…

vivo NEX Sで撮影した「透明北京」が話題に

フルベゼルレススマホとして発売された中国vivoのNEX Sで撮影された「透明北京」の写真が拡散し、話題になっていると智能科技愛好者が報じた。 M字ハゲがないフルベゼルレスのvivo NEX S 中国ではvivoが6月に発売したNEX Sが人気になっている(日本未発売)…

ジャック・マー、20年前、北京での屈辱

アリババの創業者ジャック・マーが引退するのではないかというニュースが流れた。本人は当初否定したものの、結局来年9月でアリババの経営からは身を引くことを表明した、このニュースを機に、ジャック・マーの軌跡を記録したドキュメンタリー「ドリームメ…

アリババの新小売スーパー「フーマフレッシュ」は、なぜ30分配送を実現できたのか?

アリババが展開する新小売スーパー「盒馬鮮生」(フーマフレッシュ)が強い。その秘密は、周囲3km以内に最短30分配送を実現しているからだ。なぜフーマフレッシュは30分配送にこだわるのか。そして、なぜ他のスーパーは真似ができないのか。泰絲科技が解説し…

上海の市バスが、スマートバス停にE-Inkを採用

米E-Inkと上海の交通系設備企業APEPは、上海市のバス停での路線表示などにE-Inkを採用することで提携をした。2018年5月より、上海市浦西地区の4カ所のバス停にE-Inkディスプレイが採用され、路線やバスの到着時間、天気予報などの情報を表示しているとcnBet…

中国製アプリのデザインはなぜ「ごちゃごちゃ」なのか

ニューヨーク在住の中国人プロダクトデザイナーWinnieが、中国のECアプリ「拼多多」(ピンドードー)を開いて驚いたという。なぜ中国のアプリのデザインはここまでごちゃごちゃでひどいのか。その理由を人人都是産品経理が解説した。 中国特有の「ごちゃごち…

離職率“120%”だったアリババは、なぜ人材重視企業に変われたのか

今日、中国で人材を最も大切するにする企業「アリババ」も、かつては離職率“120%”というブラックな時代があったという。それがなぜ人材重視の企業に変われたのか。それはグーグルの創業者ラリー・ペイジがジャック・マーに語った一言だったと創業道与術が解…

電気自動車の充電ビジネスが早くも黄信号

中国では、来年から、いよいよ自動車メーカーにEVなどの新エネルギー車を10%製造し、販売する義務が課せられる。EV(電気自動車)に必要なのが、街中の充電スタンドだが、すでに倒産する業者も出るなど、必要な数の充電スタンドが確保できるかどうか疑問に…

スマイル割引の料理店。アフリカ留学生が大笑いで無料獲得

杭州市に開店したスパイシーダック専門店が、顔認証を利用して、笑顔の度合いに応じて料金を割引するというユニークなキャンペーンを行った。そこに訪れたアフリカ人留学生が、大笑いを見せ、割引どころではなく、無料を獲得したと快科技が報じた。 顔認証で…

4000万人が使う隠れた定番アプリ。バスナビ「車来了」

武漢元光科技が開発したバスナビアプリ「車来了」が、利用者4000万人という隠れた定番アプリになり、成長を続けている。「次のバスが何分後にくるか」を教えてくれるのが主な機能だが、他ではなかなか真似ができない発想で、定番アプリとなった。 次のバスが…

顔認証と24時間化が進む中国の図書館

江蘇省蘇州市の蘇州工業園区星海広場に24時間の図書館が正式開館をした。入館は顔認証で行い、常駐する管理者はいない。24時間営業にすると、開館、閉館の作業が不要となり、管理コストを下げられ、なおかつ利用者の利便性も高めることができる。蘇州市以外…

大学生たちが手作りで作った100億ドル企業「ウーラマ」

中国で進行する「新小売革命」。その重要な役割を果たしているのが、外売(配達)サービス企業「餓了么(ウーラマ)」だ。ウーラマは9年前、上海交通大学の学生たちが創業した。創業当時は、現CEO自ら配達をし、自ら営業に回るという手作り企業だった。その…